ここのところ保険代理店の顧客情報不正売却が話題になっています。
昔はこうした情報が紙媒体だったので、一度に大量のデータを持ち出すことが難しかったけれど、最近はコンピューターですからね。
こうしたことは、いくらでも起こり得る話です。
それは、なんでもかんでも代理店にしてしまう保険会社に大きな責任があるわけですが、今さらそんなことを言ってもどうにもならない。
おそらく、今後は社内規制がさらに強化されて、代理店を信用しない仕組みがひどくなることでしょう。
すると、どうなるか?
一社専属で忠誠を誓う代理店が少なくなり、お互いの気持ちが離れ、手数料だけの関係になる。
したがって、保険の仕事が金儲けの手段となって、顧客の利益なんて考えない、そういう業界になるのは必至です。
それだったら、代理店なんかいないほうがいい。
契約は、直接インターネットで行うという時代がついその先までやって来ました。