多くの田舎の人は、平凡な日常を好むようです。
新しい刺激をそれほど必要としません。
逆に言えば、同じことの繰り返しに耐えられ、そういう性分は一次産業や二次産業に向いている資質でもあります。
その代わり、新しい環境には弱い。
だから、慣れるまで材料集めのために、じっとしていることが多いようです。
先入観を持たない。あるいは、先入観がない。
そうなると、人間関係では後手を踏みます。
相手のペースに引き込まれやすいのです。
私は、コミュニケーションを考えるときに、この先入観というものが重要であると考えています。
(つづく)