木曜の夜、近所のコンビニで雑誌を購入してクルマに戻り、エンジンをかけようとしたところ、「プスン」と言ったきり、黙り込んでしまいました。
「ん?」
何だか様子がおかしい。
そういや、室内灯も少し暗いような。
イグニッションキーを何回まわしても、ウンともスンとも言いません。
こういう機械トラブルに全くオンチの私は、ケペル先生(?)と慕う調布在住のヤマちゃんに電話します。長府じゃないのがツラい。
状況を説明し、彼の指示に従ってライトを点けたり、クラクションを鳴らしたり…
そして、ひとこと。
「バッテリーだな」
今まで、バッテリーが上がったときは、必ずライトの点けっぱなしが絡んでいたのですが、今回は兆候なしで、いきなりのレッドカード。
そんなことがあるんですかねぇ。
まぁ、それならジャンプアップすればいいやと、その日はコンビニにクルマを停めさせてもらい(田舎の駐車場は広いんです)、翌朝、近所の修理工場に面倒見てもらうことにしました。
ところが、そこの担当者、ボンネットを開けるなり、英語だらけの部品たちに怖気づいたようで、
「これは、ウチでは無理です。コンピュータ類に影響が出るといけませんから」
と、とっとと退散。呆然とする私。
で、またまたヤマちゃんへ。
「うーん、何だよそれ?まずは試してみるハズなんだけど…それじゃ、加入してる損保に無料 ロードサービスが付いているから、場合によってはレッカー対応してくれるし」
なるほど、そんなの付いてるんだ。レッドカードねぇ。
そういや、山道でタイヤを路肩に落として真っ青になっていたCMを見たような。
「なんだかなぁ」と嘆息しつつ、フリーダイヤルを回します。
(つづく)