選挙のときに思うのは、政治意識の低い自分の一票が、ほかの熱心な人のそれと同じ価値でいいのかってことです。
税金をいっぱい払ってる人だって、似たような感情を持っているのではないでしょうか。
ほとんど税金を払っていない人に、福祉の重要性を訴えられてもねぇ。
何が正しくて、誰がいいのかなんていうのは、よく分かりません。
そういう前提で、心象操作が行われているのです。
どうやって、プラスイメージを作り、マイナスイメージを減らすか。
選挙プランナーと呼ばれる人が、業界を暗躍、跋扈(ばっこ)するのです。
そういうのはテクニックだと。
しかしながら、今回は、勝手に風向きが変わりました。
過剰なまでの週刊誌報道と、共産党の参入です。
時代劇でいうところの勧善懲悪みたいなムードが出来上がり、本来弱者だったハズの市長側が、悪代官みたいになってしまいました。
既存政党のイメージは、それほどまでに悪いんですね。
考えてみれば、政権交代で掲げたマニュフェストがデタラメと分かり、今までの政治屋は信用ならないと多くが思っている状況こそが、まさに維新前夜ともいえましょう。
ここから先に、みんなの党がどう絡んでいくのか?
お手並み拝見であります。