ネーミングをキーワードにネット検索すると、小林製薬が上位にランクされています。
同社は「あったらいいな」をカタチにするのが企業理念だそうで、商品名に分かりやすさが徹底されているのです。
1. 熱さまシート
2. のどぬ〜る
3. トイレその後に
4. ガスピタン(整腸剤)
5. チン!してふくだけ
なるほど、どれもパッケージの模様もイメージできるスグレモノですね。
こういうのは、マネしましょう。
ちっちゃなお店にも応用できます。
当店のメニューには、写真がありません。
日によって、出来るものが違うため、毎日、プリントアウトしてはおりますが、なかなか実物をイメージできないのが弱点です。
そもそもは、刺身定食専門だから、それ以外の補助的なものは、どうだっていいと考えていましたが、お子様や若い人は、サカナ以外を注文されることが多く、ギャップを感じておりました。
こちらは、新鮮なサカナを自信たっぷりで提供していても、フラっと入ってくるお客様には、それが伝わりませんからね。
そこで、今年から、サカナ以外を補助的メニューの位置づけでなく、主要メンバーの一員と捉えるべく、ネーミングにこだわりを持って、かいぜんを図りました。
家族連れが、指差して笑ってる姿がイメージされます。
エビフライ定食 → スクラムエビフライ定食(なんとエビが5本も)
カキフライ定食 → 冬季限定のカキフライ定食(わかるかなぁ?)
親子丼 → どうってことない親子丼(これ、ホンネです)
中華丼 → うずらがうれしい中華丼(冷凍食品だとうずらはないんです)
ごぼ天うどん → あったかちゃんこうどん(お餅を入れ具沢山)
カレーうどん → あぶないカレーうどん(白い服はダメ!)
チャンポン → よかったね!チャンポン(渥美清がなつかしい!?)
今までも、『思いっきり刺身定食』とか『ゴキゲン刺身定食』なんて出してますから、統一性は取れるわけです。
『魚生いろいろフライ定食』は、ほとんど理解されませんでしたけど??
全員がすべて理解できてしまうのは、イヤなんです。
あとからジワッとくるような、そんな笑いを追求しております???