都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

私の教育改革

東大が5年後に、すべての学部の入学時期を秋に変更するんだそうです。
世界標準にすることで、海外の留学生が受け入れやすくなるんでしょうね。
競争力を高めるためにいいことだと思います。
少子化ですから、定員が同じならば、レベルが落ちる。
だから、国際化を目指す。なるほど。

入学した学生は、半年のモラトリアムな期間を過ごすことになります。
アルバイトしてもいいし、海外旅行で見聞を広めても、ボランティア活動に身を投じてもいい。
もちろん、遊びたい学生は、思いっきり遊べばいい。
青春の大切な時期に、プラスアルファな体験ができそうです。
受験でいろんなものを犠牲にしてますからね。それを取り返そうと。

横並びでないルールの変更は、大学の個性にも繋がるものと期待しています。


田舎で暮らしていると、勉学のハンディを感じます。
予備校へ行こうにも、交通の便が悪いですから。
また、いわゆる名門大学は、東京・大阪に集中しているため、そこへ送り出すのにお金がかかり過ぎるのも、ちょっと。
そして、周囲に企業がないところで育つと、フツーに就職するイメージが湧きません。
そんなこんなで、便利の悪い田舎ほど、始めっから大学進学が選択肢にない子供が多いような気がします。

しかしながら、ネット環境の充実により、大学そのものの在り方が変わるのではという読みもあります。
それは、インターネット大学です。
そういうものにトップレベルの大学が挑戦することによって、国全体が変わるかもしれない。
つまり、若者の地方定着です。
もともと、住環境は、圧倒的に田舎に分がありますから。
そうなれば、企業も在宅勤務に積極的になるかも??

地震の脅威で、一極集中がどれほどまずいかを知り、そんなことをぼんやりと考えています。