都会のネズミと田舎のネズミ

時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。

エンコ

就職活動の際、単に見栄えがいいからという理由で超一流企業に挑んだ私は、招かれざる客で、嫌われまくりでした。
そりゃ、そうです。
志望理由に明確な動機がありませんから、簡単に見透かされる。
それで、祖父の友人が役員を務める新興の保険会社へ滑り止めで行くことに決めました。
ひどいもんです。最後に決めた理由が、受付の女性がキレイだったから。
将棋部とは思えない情緒的な選択。バカですねぇ。

で、入社してみると、周りもそんな人ばっかり。
つまり、コネの人だらけでした。
出来上がったばかりの会社には、そこそこの待遇でも、男子学生なんて応募してきません。
大学の成績がよければ、はなも引っ掛けないし、悪ければ、アンテナが立っていないので、将来を探査できない。
そこで、役職者が人脈を利用して、コネ採用で必死に頑張っていました。
前職はそういう会社。
だけど、社内の雰囲気は開かれていて、社員同士がとても仲がよく、ファミリームードで団結が強い会社でもありました。
ホント、楽しかったです。


岩波書店が、社員の募集要項に社員や著者の紹介状が必要だと明記したことをめぐり、波紋が広がっています。
著者ってところが、業界ですね。
その人を頼って応募したのに、断られたりしたら、人間関係がややこしそう。
とはいうものの、私はこの仕組みに大賛成であります。
悪さしませんからね、コネ入社。
それに、そこそこの愛社精神が期待できます。
そして、簡単には辞めないし、社内に家族的な空気ができあがる。
人間の能力なんて、そんなに変わりませんからね。
むしろ、性格の良さややる気のほうが大事でしょう。
学校の人脈を手繰れば、コネなんていくらでも見つかるし、それができないようなレベルだったら、その会社を諦めたほうがいい。
そういうもんです。
実際には、マスコミや広告代理店などで公然と行われている制度だし、ほとんどの大手企業にそういう枠があるハズ。
仮に、そういう人のデキが悪くてもいいんです。
大きな会社には、そういう人も必要だから。

朝のワイドショーで、長男・次男をテレビ局に勤めさせている大物司会者が、岩波書店を擁護していたのは、ちょっと笑えましたけど。