都会のネズミと田舎のネズミ

時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。

Don‘t take risk a lot,for a little①

以前勤務していた生命保険会社では、世界で初めて痴ほう介護保険というのを開発しました。
がん保険の販売も国内初であり、いずれも大手生保と一線を画するニッチ戦略で、とことん競合しない方針だったのです。
競争しないのが、一番いい競争だと。
ランチェスターでいうところの弱者戦略の一環であり、相手がいなければ常に一番でいられるわけですね。

しかしながら、痴ほうをテーマに問題提起しても、お客様にはなかなかピンときてもらえません。
年齢が若ければ、ずっと先の話だし、高ければ、保険料がきつくなる。
そこで、話法のポイントとして、貯蓄性に目を向けました。
つまり、保障そのものよりも利回りだと。
長期にわたる契約なので、保障開始前に解約すると、元本に上乗せした形で高利回りの返戻金を受け取ることができます。
当時(昭和60年代)は、金利が高かったですから。
そして、そういう話は銀行が得意とするところ。
銀行系の子会社代理店が先を争うように、痴ほう介護保険の一時払いローンを売りまくったのです。

(つづく)