AIJという投資顧問会社が、顧客に対して240%(!)の運用利回りを確保していると説明してきましたが、証券取引等監視委員会の検査によって、運用資産の大部分が消失していることが明らかになりました。
監督官庁である金融庁は、証券取引等監視委員会の行政処分勧告を待たず、1か月の業務停止命令を出したといいます。
被害総額は、2000億円だと。
どこへ行っちゃったんですかねぇ、そんな大金。
運用委託を受けていた大半の会社は中小企業なので、どうやって損失補填するのかは、死活問題です。
金融庁は、責任を取れるのでしょうか?
原子力安全・保安院とも似た話ですけど。
そして、自見金融担当相が、ほかにも同様の案件がないか調査せよとの指示を出したそうです。
これは、ゴキブリと同じ。
一匹でも見つかったら、その50倍はいるってこと。
でも、もしそうだとしたら…
年金問題は、お先真っ暗なのであります。