『週刊朝日』は、この時期になると、かなりの誌面を割いて「大学入試合格者高校ランキング」を発表します。
やはり、楽しみにしている人がいるんでしょうね。
上位にある進学校の教師だったり、予備校の関係者だったり…、その学校から一人しか受かっていない生徒の関係者も買うんでしょう、「これ、ウチの子よ」なんて感じ。
それに、それぞれの高校OBも興味はあります。
「我が母校は、どうだろう?」と。
私の場合、「山口県としてどんなかな?」と探ります。
東大・京大へ、どのくらいの生徒が合格したのだろうか?
結果は、東大が3,008人中14人、京大が2,932人中20人でした。
人口比でいえば、1%を超えているので、決して多いとはいえません。
もちろん、遠隔地だという地理的なハンデがありますが、学ぼうにも予備校みたいな場所へ通う手段が少ないという問題が大きいと思います。
都会であれば、いくらでも交通手段があるのに、田舎ではなかなか難しい。
ほーんと、クルマがないと動けませんから。
予備校にしても、ニーズが低ければ、講師陣を揃えることができませんし。
だから、田舎の成績優秀者は、学校の授業を中心に、自分で計画して受験に備えます。
偉いねぇ、そういう子。
だけど、送り出す親も大変だねぇ。