都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

巌流

小学校の友人に、伊藤博文という男がおりました。
初代総理大臣ですから、スゴいんだけど、小学生なのでその価値が分からない。
フーンって感じでした。
前職では、佐久間良子っていう女性も。
これは随分、ハードルが上がっています。
親御さんは、どういう意図を持って、名付けたんでしょうね。
まさか、気が付かなかったハズはありません。
そういうのって、「ウケる!」という確信犯的なノリの問題だと思います。
楽しそう。
佐々木小次郎という人もいました。
いいですね、コジローさん。
みんなから愛される呼び名です。
だけど、不特定多数の前で読み上げられたりすると、妙な緊張感が走ります。
何でも目立ちたい私は、羨ましく思ったものでした。
宮本っていう苗字がいたら、わざと絡んだりして。
「大体、お前は昔から時間にルーズなんだ」なんてね。


下関市の名所・旧跡に巌流島があります。
ご存知、武蔵・小次郎の決闘の地。
実はこの島、正式には『船島』という名前なんです。
だけど、小次郎が“厳流”を名乗ったことから巌流島と呼ばれるようになったんだとか。
この場所、普通の観光ルートには残念ながら入っていません。
行きにくいし、資料館みたいなのがないし、そういう観光資源を利用して儲けようって発想自体がないのが現状です。
それは、やはり近くにある壇ノ浦も同じ。
もったいないねぇ。
ちなみに、宮本武蔵佐々木小次郎が決闘したのは1612年4月13日。
今からちょうど400年前でありました。