都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

格差社会

大手マスコミの誘導により、消費増税はやむを得ないとする風潮がありますが、今のデフレ状況でこれを行うのが愚策なのは、明白です。
今はいろんなものが満ち足りており、購買欲を刺激するものが見当たらない。
低所得者に重い負担を強いる逆進性が強い消費税は、財布の紐を堅くするのに決まっています。
我が国は、国民皆保険を柱に高福祉を実現している割に、高所得者に対する課税が甘く、高齢化が進んだ今、この方策を見直さざるを得ない状況となりました。
つまり、給付を減らすのか、税金を増やすのか?
その結果、影響力の強い金持ちはそのままに、全員で負担するのは仕方ないというムードへ導いたのです。

貧乏人は、値上げに敏感に反応し、いろいろ動かなくなります。
諦めたり、我慢することに耐性があるから。
それと、いろんなものに興味を示さなくなります。
間口を狭めることで、いろんな関わりを減らす。
どよーんとします。
消費が冷え込むと、税収がさらに落ち込んでいきます。
給付も削らなければならない。
もっと、消費税を上げなくっちゃ…暴動です。

周りがみんな貧しければ、我慢することも苦にはなりません。
レベルの違う生活を見てしまうから、欲が出てくるのです。
人口減少社会では、全体が縮んでいくのだから、何でも大きくしようとする考えが当てはまらない。
今こそ、止める勇気を持って、いろんなことに当たるべきだと考えます。
何だか、共産党が一番まともに見えてきたのは、私だけでしょうか?