都会のネズミと田舎のネズミ

時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。

敗退行為

プロ野球がリーグ優勝決定後にタイトル争いをしていると、相手に打たせないために、敬遠合戦が行われることがあります。
たとえ満塁であっても、とにかく勝負しません。
打たれてしまうと、争っている自軍の選手よりも成績が上回ってしまうからです。
こんなのもありました。
1998年パ・リーグ盗塁王争い。
ペナントレース最終日の直接対決で、ロッテ・小坂が盗塁43、西武・松井が42。
小坂が一塁に出塁すると、西武の投手は一塁牽制で悪送球しますが、小坂は二塁に進みません。
その直後に露骨なボークで、小坂は渋々二塁へ進まされます。
そして、遊撃手の松井は二塁ベースに張りついて、小坂に大きなリードを許さない。
結局、小坂は盗塁失敗。
その後、松井が二塁への盗塁を成功させて、小坂と並んでタイトルを分けることになったのです。
いまだに語り草となっているのは、果たしてその選手にとって、よかったのかどうか。
疑問と不満が残ります。

ロンドン五輪のバドミントンで、決勝トーナメントの組合せを意識するあまり、わざとミスを繰り返す選手たちの行為は、目に余るものでした。
負けるためにプレーしているのが露骨なものだから、醜悪そのもの。
審判の警告にも従わず、これはもう、失格を告げられても仕方ないものでありましょう。
なでしこジャパンの選手に引き分け指示があったとありますが、これとは違う。
わざと自軍ゴールに蹴りこんだわけじゃないし、引き分け狙いにしても、逆に点を獲られるリスクがあるからです。
だけど…
もし、バドミントンの日本ペアが、同じ条件の中にあった場合、どうしてたんでしょうね。
相手がわざとミスを繰り返して、こちらも応じたとして、審判から警告されたとして…

うーん、監督の指示に従うんでしょうね。
そうなったとき、監督の人間性が問われるのであります。
上に立つ者は、人格を磨くことこそが、大事なんだなぁ。