都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

詰め放題クリーニング

インターネットの普及に伴って、ビジネスの在り方が大きく変わっています。
中でも大きな影響を受けているのは、街の本屋さんでしょう。
販売価格が一定である限り、どこで購入しても同じことです。
よっぽどキレイな店員さんでもいれば別ですが、普通の本屋さんは、並べて待つだけ。
こういう業界は、ネットの餌食になります。
何せ、品揃えが無限なので、とても敵いません。

印刷屋さんも、街中からどんどん姿を消しています。
特に、都心部のそれは、絶滅状態かも。
ひとつは、家庭用プリンターの普及であり、もうひとつは地方業者による価格破壊です。
そもそも大量の印刷物を扱う場合、大きなスペースが必要となるため、土地代の高い都心部に、この商売は不向きなのです。
地方業者は、インターネットを利用して、これ以上は無理ってとこまで、値下げの努力をするので、零細業者は太刀打ちできない現実があるのです。
厳しいねぇ。

先日、『モーニングバード』という情報番組で、クリーニングの新潮流として、通販対応のサービスを紹介していました。
この業界も場所が重要ですからね。
できるだけ、僻地で作業したほうがいい。
そのために、インターネットを呼び水に、宅配業者と提携して、コストダウンの仕組みを作るのです。
ここではそれに、“詰め放題”のアイデアを。
つまり、金額を決めて、その中に何点詰め込んでもいいというゲーム性を加えるのです。
まんまと引っかかりました。
冬物を整理しようと思ったのですが、袋が小さくて、全然収納できません。
高級素材もダメだし、結局、家でも洗濯できるような夏物ばかり15点を送ることに。
これで締めて6,480円(行き帰りの送料込み)。
うーん、どうでしょう?
取りに行かなくていいってのは、メリットなんだけど…。
これは、使い方に研究の余地ありです。