都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

プロフェッショナルの流儀

昨夜のこと、『キング・オブ・コント』を見ながら、そろそろお店を閉めようとしていたところ、一組の男女が「まだいいですか?」と訪ねてこられました。
もちろん、断るハズもなく、オススメの「思いっきり刺身定食」をお出しし、ほかに誰もいらっしゃらなかったので、聞かれるままに出店した経緯について、いろいろ答えておりました。
すると、やおら「私、歌手をやってます」との告白。
三人組女装ニューハーフ来店以来の衝撃です。
「アイ・アム・シンガー」ですから。
なかなかありませんよね、そんなシチュエーション。
そして、こういうときのリアクションは難しいんですよ。
何せ、見たことも聞いたこともないので…だけど、自尊心を傷つけてはいけない。
さらに聞けば、大手レコード会社(今は何て言うのでしょう?)所属で、何枚かCDも出しているんだと。
うーん、当然の演歌でした。
同世代に見えるんもののデビューは三年前ですって。
今どきは、音楽番組が少ないし、CDの販売も低迷しています。
だから、営業しまくって、露出を増やす作戦を取るわけだけど、ほかのみんなも同じように考えているので、なかなか難しい商売なのです。
最近のパターンは、カラオケ教室の先生もやってるってことで、成立するらしい。
ちなみに、女性のほうはマネージャーだって。
プロフィールと新曲告知のリーフレットと名刺をいただき、「お互いに頑張りましょう」って言われました。
何か似ているものを感じられたのでしょうか?


お笑い芸人で、私よりも面白くないって感じる人がいます。
歌手で、私よりもヘタだと思う場合も。
いや、何より私が料理人の端くれですからね。
自分がプロだって名乗っちゃえば、良くも悪くもプロとして見てもらえるってこと。
そうなんだよなぁ(しみじみ)。