都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

世田谷

「グルグルグルグルグルコサミン♪~」のCMは、地元下関でも盛んに流れています。
このCMソングの不思議なのは、世田谷育ちを強調しているところです。
世田谷だから、どうなの?という違和感。
たとえば、北海道育ちのじゃがいもだとか、福島育ちのサクランボだったら分かるけど、世田谷って…?
関東エリアの人からすれば、なんだかイヤミな感じがしないでもない。
「ウチは田園調布ざます」ほどじゃないにしろ、聞かれもしないのに「オレ、一橋大学都知事と一緒」って言われたような感じ。
グルコサミンの産地じゃありませんからね。
ましてや、田舎の人は何のことだかさっぱり分かりません。
だけど、覚えちゃうんだよなあ、あのCM。
商品も売れてるみたいだし、成功してます。

東京23区の中でも高級住宅街のイメージがある世田谷区ではありますが、これは成城や上野毛などに頼るところが大きいのです。
もう一つの顔は、日体大・駒大・農大・国士館大など、運動で有名な大学が多いこと。
その結果、主として学生向けのアパートも乱立しており、いまだに銭湯が頑張っているのも事実です。
つまり、この地区は、凄い金持ちと貧乏人が背中合わせとなっており、だからこそ、犯罪が多くなってしまうのです。
なんか、中国みたい。

世田谷に住む警察OBが隣人トラブルで、悲惨な事件を起こしましたが、原因は10年前に引っ越してきた被害者が、野良猫にエサをやりまくっていたことがきっかけで、こじれていったようです。
先住民としての意識、警察OBとしてのプライド…そういうのを否定するような激しい言動があったとすれば…
知らない者同士が狭いところに近寄って暮らしていると、価値観の違いから、大きな間違いに発展することがあるってことを学びました。
どうしようもないけどね。