一度決めると、そこのお店にしか行かない人がいます。
メニューもワンパターンで、浮気はしない。
そういうのって、男の人に多い気がします。
どちらかと言えば、年齢の高い人に。
『脳には妙なクセがある』(池谷裕二著・扶桑社)には、「人間は、情報の利用と収集という背反する二つの選択の中で生きており、歳を重ねていくと、情報収集型人間から情報利用型人間へと変化する傾向にある」と書かれています。
なるほど、冒険しないってことは、安全性が高いってことですからね。
だけど、本当は、今選んでいるやり方よりも、もっといい方法があって、取り残されてしまう可能性だって、少なからずあるわけです。
新規開拓を続けていると、激しく期待を裏切られることだってありますから。
だから、情報の利用と収集は、適度のバランスを取ることが重要らしい。
勉強になりました。
(つづく)