都会のネズミと田舎のネズミ

時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。

アタマがよくなる勉強会⑩

ちょっと前、『サワコの朝』という番組に出演した作家の林真理子氏が「雑誌の連載対談で自分の名前を冠しているのだから、ホストではなく、ゲストと対等に話してもっと自分を出していいんだ」と言い、聞き役に徹しようとする阿川佐和子氏を煽っていました。
対談の対は、対等の対だと。なるほど。

これと同じような雰囲気をジャーナリストの田原総一朗氏に感じます。
司会者だけど、単なる進行役ではない。
視聴者の聞きたいところをえぐり出すようなセンスです。
「ボクはバカだから、よく分かんないんだけど…」て言いながら、相手の言葉足らずや矛盾点を指摘するところなんか、匠の技です。
おそらくは、準備に時間をかけて、事前の学習が半端じゃない、そんな気がします。


情報の通訳家として達人の域にいる田原氏が聞き役となって、脳科学の第一人者である茂木健一郎氏が答えるカタチで進む『アタマがよくなる勉強会』(アスコム)は、数ある自己啓発本の中でも秀逸な分かりやすさとエンターテイメント性を備えた良書であると思います。
キーワードは、「感動」「好奇心」「問題意識」「自己暗示」。
自分を演出するのもまた、自分なのであります。