田舎の人は、救急車に特別な反応を示します。
都会でサイレン音が聞こえても、踏切の警報機と同じ扱いで、「あー鳴ってるな」程度ですが、田舎の場合は窓越しに走り去るクルマを追い、「どこへ行くんだろう?」と思いをよぎらせます。
これは、人口の違いでしょうね。
田舎ではほとんどが知り合いなので、ドキドキする。
都会は、知らない人ばかりだから、関係ない。
第一、そういうクルマの出動回数も多いので、気にしてられないってところもあります。
同じ日本人でも、育った環境が違うと、他人に対する距離感が違う。
都会の雑踏は、音で溢れているので、聞こえるけど聞こえないみたいになる。
だから何だってことはないけど、面白いんだなぁ、そういうのって。