都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

顧客第一の視点

ちょっと前のこと、テレビ朝日系の番組で『ハンバーガー総選挙』なるものをやっておりました。
なんでも順位をつけたがるのが最近の風潮でありますが、結果は予想どおりでした。

  1位:モスバーガーモスバーガー
  2位:テリヤキチキンバーガー(モスバーガー
  3位:エビバーガーロッテリア
  4位:モスチーズバーガー(モスバーガー
  5位:モス野菜バーガー オーロラソース仕立て(モスバーガー
  6位:テリヤキバーガー(モスバーガー
  7位:絶品チーズバーガーロッテリア
  
そもそも価格が違うのだから、この結果は当然ともいえますが、かませ犬となった他店もよく出てきたなぁと。
いや、最大手のマクドナルドは、最初からエントリーしなかったのだから、己を知っているというか根性なしというか。
味に自信ナシを認めたように感じた人が多かったものと思います。

そのマクドナルドが、レジカウンターのメニュー表撤去という暴挙に出ています。
その意味を質すと「レジにたどり着くまでにメニューを決めてもらい、待つストレスを軽減したい」と答えますが、ホンネは「グズグズせずにさっさと決めろ」ってことらしい。
少なくとも、消費者はそう見ています。

そして、年明けから「会計後60秒超でビッグマック無料」というマクドナルドのキャンペーンがスタートしました。
30分以内に配達できなければタダの宅配ピザを想起させますが、こういうことをやると、仕事が雑になるのは目に見えています。
消費者の感覚とズレたところで、動きを早めているのは、おそらくツルの一声なんでしょうけど、現場の白けた雰囲気が察せられるところ。
何をやっているんでしょうかねぇ。
行列する都会のお店とそこそこ来店の田舎のお店と同じルールなのかねぇ。


現場を知らない人間がトップに立つと、往々にしてこういうことが起こります。
せめて、ナンバー2が分かっていればいいんだけど。
景気の低迷が続き、営業の現場が軽く見られ、経理や企画畑の人間がトップの会社が増えていますけど、それはどうですかねぇ。