楽天の三木谷社長が産業競争力会議の民間メンバーに選ばれました。
これは、安倍内閣が経済の成長戦略を作成するために、各業界の先駆者となった企業家を集めたもので、アベノミクスの考え方の柱を作り上げていくものと期待されています。
そうなると、保険業界は俄然、インターネットスタイルが注目を集めることとなります。
楽天が、アイリオ生命のスポンサーだからです。
生損保とも、その勧誘スタイルは営業職員であり、保険代理店であり、保険料の多くが人件費に割かれていたのは周知のとおりです。
消費者に知識が薄く、商品が複雑なこともあって、誰かがきっかけを作らないと、その気にさえ、させることができなかったからで、保険は勧められるものが常識でありました。
ここに風穴を開けたのが、ライフネット生命です。
極端に事業費を抑えた商品は、圧倒的な安さが売りものとなりました。
もともと損保では、自動車保険において、インターネット型が先行しており、こういう状況になるのは目に見えていたのです。
(つづく)