自慢じゃないけど、お年玉をあげたことが一度もありません。
親戚に小さな子供がほとんどいないこともありますが、イヤなんです、子供にお金を渡すのが。
もらったことは、たくさんあります。
だけど、誕生日プレゼントみたいな純粋な喜びはなく、金額による格付けみたいなことをしていた自分を思い出すわけです。
そういうのって、どうですかねぇ。
働いていないのに、査定する、逆じゃないですか!?
だから、あげない。
それに、できるだけ近寄らないってのも、大事なポイントです。
しかしながら、どうしても渡さなければいけない局面を迎えるときが。
そんなとき、本をプレゼントしています。
字が大きめで、登場人物が少なくて、文体が読みやすいやつ。
本がキラいな子は、キラいになるような本を読んでいます。
教科書にあるような、いわゆる純文学系。
サスペンスものと違って、メリハリがないので、すぐに眠くなってしまう。
本がキラいな子は、ボキャブラリーが少ないので、分からない単語や読めない漢字が多い。
バカにされているような気がしてしまう。
だから、ダメなんです。
純文学はあと!!
スポーツが好きな子には、スポーツノンフィクションもの。
おバカな子には、エッセイ漫画である小林よしのりとか西原理恵子とか。
ちょっとレベルが上がれば、椎名誠とか清水義範。
そして、すべての子供にオススメなのが、最強の自己啓発本『夢をかなえるゾウ』(水野敬也著・飛鳥新社)シリーズです。
パート2は、笑いのセンスに恵まれない若者が、神様と組んでお笑いコンテストに挑戦する話で、あっという間に引き込まれていきます。
何せ、脇役が死神に貧乏神、そしてお釈迦様ですから。
遅読の私でも、2時間足らずで読み上げました。
こういうのを読んでいたら、読書が好きになるんだなぁ。