テレビ番組の録画視聴率が公表され、制作現場が混乱してるといいます。
もともと視聴率がCMの値段に直結しているからで、録画して後から視る数値は反映されていないからです。
録画の場合、再生時にCMを飛ばして視ることが多く、プラスカウントしづらいと言うのですが、そうでしょうかねぇ。
たとえば、野球中継の場合、CMの間にトイレへ行く人は多いハズです。
だから、同じことなんじゃないの?
広告代理店が企業にスポットCMを売り込む場合、局や時間帯や視聴率によって、値段を付けられていますが、細かいチェックの仕様がないので、結局はいいなりなんです。
そもそも、費用対効果だって、測りようがありませんから。
景気がいいときは、曖昧でもよかった。
企業にとって、テレビCMは、毛皮のコートみたいなもの。
見せびらかすのが目的だから、何着も買ったりしていました。
それが、シビアな現実を前に、状況が変わってきました。
ぼんやりしたイメージ広告よりも、ジャパネットみたいなスタイルのほうがいい。インターネットのほうが、投資対効果がいい。なーんて。
早晩、テレビ局は通販会社になる、そんな気がします。