都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

運の法則②

パチプロから足を洗った私、今度は雀荘に入り浸りとなりました。
そもそもは将棋指しですから、理屈っぽいほうが好きですし、勝ちゃあいいってもんでもなく、あるレベル以上のせめぎ合いが快感なので、将棋部のメンバーは打ってつけです。
造作的にはそれほど恵まれていないものの、笑顔がステキなおねえさんがいる大学前の店へ、ほとんど毎日、通っておりました。
将棋では攻め一本の私も、麻雀では守備的で、場を乱すような暴挙にも出ず、負けたときの払いっぷりがいいこともあって、(メンツとして)皆に好かれておったのです。
強引にグイグイ行けないのは、ビビリであるという性格的なもの。
子供のころから殴り合いの喧嘩をしたことがないせいか、相場どおりに穏やかに収まっていくのが好みでありました。
しかしながら、そんな考え方では、流れをつかめません。
すんごくたくさん牌を握りましたが、大勝ちしたことがほとんどありませんでした。
その代わり、大負けもなかったけど。
ここから学んだことは、以下のとおりです。

  ツキには波があり、片寄ってやってくる。
  チャンスにも関わらず、それを逃がしてしまうと、しばらくは不遇をかこつことになる。
  根性は減っていく。
  ツキもそう。
  徹夜までしたのに、負けると非常に空しい。
  徹夜明けで、勝ち続けた人は、やたらと眠いと言い張りだす。
  徹夜明けは、吉野家の牛丼がうまい。
  一番強いのは雀荘である。負けたのを見たことがない。
  だから、負けたくなかったら、やらないのが正しい。
  だけど、やる前は、みんな自分がトップになると思っている。

うーん、たいして学んでないねぇ。

(つづく)