イタリア映画の代表作に『自転車泥棒』があります。
第二次世界大戦後の貧しい時代、自転車を盗まれた主人公が、反対に盗んでしまうというストーリーですが、心の動きを繊細に描いたことで高い評価を得ました。
だけど、タイトルがねぇ。
『兵隊やくざ』よりはいいけど。
先日、イタリア最大の航空会社社員が、乗客の荷物を盗んだことで逮捕されました。
それも86人。
積み下ろし作業中に、スーツケースの中身を抜いていたと言います。
ああいうのって、集団作業ですから、グルですね。
一流企業なのに、すごい道徳観。
こうしてまた、イメージが悪くなるのであります。
そういや『甘い生活』ってのもあったなぁ!?