都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

自虐史観

漫画『はだしのゲン』(中沢啓治著)について、松江市教育委員会が市立小中学校に閲覧制限を求めたのは、原爆の悲惨さを伝えることに対する過剰介入であるとする論調が強まって、撤回を余儀なくされました。
この作品は、少年漫画としては珍しく主人公の原爆体験を描いた反戦モノで、当時日本一の発行部数を誇る『少年ジャンプ』誌に連載されていたものです。
その後、掲載誌が変わり、日本共産党系の論壇誌『文化評論』や日教組の機関紙『教育評論』で連載が続行され、その内容も左翼的表現が目立つようになり、天皇陛下を冒涜するものや史実に基づいていない残酷な戦争犯罪を克明に描写して、それはもう教育上好ましくない内容となりました。
教育委員会は、このことを指して子供に見せられないとしたのですが、多くのマスコミは、前半部分のみに目を向けて、それが表現の自由に対する挑戦であり、憲法違反であるかのような論調を作り上げることに成功したのです。
いつもながら、大手新聞社は左翼ばかりなので、情報が正確に伝わらないと改めて感じました。
臭いものにフタをしろとは言いませんが、自分の生まれた国を貶めるような内容に“なんちゃって右翼”としては、賛同できません。