都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

一杯のコーヒーから

最近のマイブームは、『セブンイレブン』の100円コーヒーです。
残念ながら、豆を挽いてお出ししている当店のコーヒーよりも美味い。
しかも、安い。
こういうのって、ライバル店に影響があるだろうなって思ったら、やっぱりマクドナルドの業績が急落しているようです。
なるほど、あちらは100円コーヒーの元祖でしたからね。
お代わり自由、だけど不味い。
スキを見逃さないのは流石です。
コンビニ業界は、飽和状態とも言われているのに、異種格闘技を挑んでいくところなんぞは、まさにマーケティングの力ですね。

本当は、そういう展開こそが、日本マクドナルド社の真骨頂でありました。
「オンナと口を狙え」を合言葉にカリスマ創業者の藤田田(でん)氏は、我が国にハンバーガーという食習慣を持ち込んで、市場をゼロから創り上げたのです。
私も前職の広報の仕事で一度だけお会いしたことがありますが、アンテナがあらゆる方向に伸びていて、それはもうオーラ全開でした。
しかしながら、競合各社も指をくわえて見ていたわけではありません。
競争が激化する中、ちょっと利益が落ち込んだからと言って、日本社のトップをアメリカ人女性にしたところに、センスのなさを感じます。
リーダーが発信するメッセージは、その内容よりも、誰が言っているのかが、より重要なんだなぁ。