都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

少子化④

甲子園の常連校には、完成された優秀な選手が全国から集まります。
それは、監督が全国の不動産屋(?)みたいなクラブチームの監督とパイプを持っているからです。
だから、新興校でも、そういう(パイプを持った)監督を引っ張ってくると、有望な選手が集まり、アッという間に強くなります。
だけど、地元出身の選手が少なくなるので、応援する側に違和感が残ります。

そして、全国から選手を集めるので、宿舎が必要になります。
見知らぬ同士が集まると、それぞれの規則の中で縛られます。
大人の眼が行き届かないと、毎日が修学旅行状態で、酒やタバコなんてこともあります。
さらには、上級生が絶対だというカースト制度
中には、レギュラーを奪われた腹いせに、カメムシを食べさせる先輩も出てくるのです。


それにしても、昔の甲子園大会は、9回に代打なんていうと、思い出作りみたいな起用が大半でした。
しかし、今や打撃のスペシャリストみたいなのが出てきて、レギュラー顔負けのセンスを見せる。
投手だって、エースと遜色のないようなのが、三人四人と控える。
ベンチ入り18人による総力戦です。
ますますもって、監督の力量が問われる状況に。
だけど、いくらチームのためとはいえ、将棋の駒みたいに扱われる子供たちを見て、あんまり楽しそうじゃないなぁと感じているのは、私だけでしょうか?