都会のネズミと田舎のネズミ

時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。

ビリギャル

私の名前は、「ワカバヤシ・ケン」です。
名前の中に「シケン」が織り込まれている(バカも隠れているけど)ので、そういうのが得意かと言うと、これがからっきしダメ。
いえ、中身には結構自信があるんですけどねぇ、63センチだし。
だけど、参考書をあてがわられて、この範囲をテストしますというようなシチュエーションに弱い。
苦手なんです。

何故か?

それは、中学から大学までの一貫校にいて、受験勉強というものを一切しなかったからです。
そういう人は、テストに対するスキルがない。
計画性や時間配分、困難な目標に対する達成感などなど。
だから、成蹊中・高・大の安倍総理だって、そのへんのコンプレックスは、相当あるんじゃないかと推察します。
何せ、最難関のテストを潜り抜けてきた官僚たちが相手ですからね。
テストクリア派のアイデンティティは、数字の上に成り立っています。
そこに、情緒的なものは、入り込む余地がないように思います。


前職で、人材開発の部長が交替したときに、昇格の用件として、生命保険講座全八科目の合格というのが加わりました。
ここで、つまづくのが、中高大学エスカレーターのいわゆるお嬢様学校の卒業生たち。
いえいえ、決しておバカではありませんよ、会社だって、そこそこの金融機関でしたから。
だけど、試験の結果が出ないんです。
経験不足が甚だしくて、テストに意義を見出せず、モチベーションが上がらない。
私のセクションは、電話応対が主要業務でありましたが、そういう子たちに限って、応対マナーがいいんですよ。
そりゃあ、そうですよね。
勉強ができなくって、愛想が悪かったら、取り柄がありません。
逆に、試験の成績がいい人たちは、電話が苦手だという人に多かった。
感じがいいってことは、習うものじゃありませんから。
結果、スキルが高いにも関わらず、昇格できない女子たちは、辞めていきました。

教育で大切なのは、何のために学習するのかを理解させることだと、しみじみ思っています。