現在進行中の朝ドラの「まれ」は、石川県の輪島から横浜に就職すると、化粧をするように言われ、アンパンマンみたいになってました。
「あまちゃん」のときもそんなシーンがあったような気がします。
田舎から都会に出てきた若い女の子たちはみんな、そんな洗礼を受けるようです。
創り上げた街に似合うように。
久しぶりに東京駅にやってきたので、二時間ばかり、あちこち移動して観察を続けました。
人が多いのには今さら驚きませんが、街がキレイなのにビックリしました。
ゴミが落ちてないのはもちろん、タバコを吸いながら歩いている人も見当たりません。
建物が新しいせいもあるんでしょうけど、みんながルールを守っているのが凄い。
このへんの意識の差は、田舎町は百年遅れているような気がします。
お店の駐車場で立ち小便する人が未だにいますからね、食事した後も前も。
うちのおばちゃんは、いつも田んぼでそうしてるからしょうがないとかばいますが、そこは馴染めないところです。
それはともかく、見事なまでに創り上げた様式美を田舎に持ち込んでもキリがないと思いました。
田舎のお店はそこでしか味わえないような自然の美しさを磨いて勝負するしかない、そんな思いを強くしました。