都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

機能性

下関の唐戸市場は、旧施設の老朽化を受けて、2001年4月に現在の場所へ移転したんだそうです。
その大きな屋根に特長を持った建物のデザインは斬新なもので、あちこちから見学に来られたと言います。
だけど、実際に使ってみると、風の通りが悪く、場内の夏場の蒸し暑さといったら、倒れそうなくらい。
広大な敷地かつ天井が高いので、クーラーが付いておらず、それぞれのお店が扇風機を用意している程度で、氷屋さんが大活躍って感じです。
本当は、市場が海峡に面しているので、通り道さえ作っていれば、いい風が抜けていくんだけれど、今となっては後の祭りでありました。
建物を造るときに、デザインばかりを気にしていると、こういうことが起こるのであります。

国立競技場の場合、猛暑の中で開催されるわけで、屋根がないとして、どうするんでしょう?
記録なんか、期待できないねぇ。
まさか期間中に台風なんか来ないでしょうね?
パラリンピックとあわせて1ヶ月の間、大丈夫でしょうか?
そう考えると、デザインなんかよりも、水はけが気になるのであります。
当然、考えているよなぁ??