都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

嵐の前の静けさ

例えば、東京大学を卒業して一流企業に就職したとしても、その人はヒラ社員のまま、出世しないかもしれません。
なぜなら、ほかのみんなも一流大学卒業だから。
だからと言って、その東大卒が全然ダメかというと、そんなことはない。
そういう人は、仕事に夢中になれなくても、趣味の世界で能力を発揮したりします。
そういうもの。


ジャイアンツのファームは、清武元代表の時代に三軍まで組織して選手育成に躍起となり、社会人野球を含め、たくさんの試合を持ちかけておったのですが、彼が失脚すると、そのやり方を否定するように対外試合が少なくなり、一軍から焙れた選手がこぼれてくるのもあって、結果、吹き溜まりのようになってしまったという現実があります。
そして、時間を持て余した選手にはいろんな誘惑があって…さぁ、大変。
すごい素質が集まっているにも関わらず、どよーんとした空気が漂っていたのは、スポーツ記者の間では周知の事実でありました。
大体は、そんな話です。

ギャンブルにはまった場合、種類を問わなくなります。
そして、好きな者は好きな者同士、つるむ、誘う。
入り口が高校野球だとしても、プロ野球だってルールは同じ。
ファーム暮らしが続くと、夜は長い。
そしてまた、つるむ、誘う。

ジャイアンツがこの事実を公表してから一週間が経過するけど、週刊誌の後追い記事がほとんど出ていないのが、かえって不気味です。
なんか、いやーな予感がするんだなぁ!?