都会のネズミと田舎のネズミ

時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。

お花摘み

先日、お店の駐車場にクルマを停めた70歳前後のお客さんが、物陰に進んでから、いきなりチャックを開けて、放尿を始めました。

  「ウッソー!?」

これは、昼間の出来事であり、用を足したその人は、何事もなかったように入店してきます。
全然ダメでしょう、これ。
だけど、育った環境によって反応が違います。
都会育ちの私からすれば、下半身むき出しで歩くのに同じ、つまり、変態行為です。
しかしながら、田舎育ち、例えば農家の人が、田んぼや畑に出ているときにもよおすと、いちいち家のトイレに帰るようなことはしません。
それが、女性だとしてもです。
森の中にイノシシやシカを撃ちにいく猟師の場合はなおさらです。
一日仕事なので、大きいほうだって。
そんなとき、業界用語で言うところの『きじ打ち』宣言がなされます。
ちょっと離れた奥深いところでゴソゴソするけど、撃つなよと。
最近では女性のハンターも増えており、彼女たちのそれは『お花摘み』ということを付け加えておきます。
だから、田舎の人は、立ちションする人を見ても、さほど驚かない。
そう、マナーを論じる前提には、インフラが整備されているわけで、不便が当たり前の田舎では常識がちょっと違う、そういうことです。


文化が違う者同士が一緒に生活するというのは、簡単じゃありません。
双方が自分は正しいと信じているのだから。
だけど、そういうことが、もっと高い位置から俯瞰できるようになると、いろんな理解が深まっていくのであります。