都会のネズミと田舎のネズミ

時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。

減点法

「官」から「民」へという小泉改革の一環として行われた指定管理者制度だけど、そもそもは、天下り先のポストであり、なんとかホールの館長だとかなんとか運動公園の施設長だとかは、恰好の名誉職となります。
なので、社団法人なんとかであるとか財団法人なんとかを組織して、従前と変わらない組織運営をしているところが多くあります。今回、O市で戦った県営グラウンドもその類でした。
普通だったら、諦めるところでありますが、今回は行政側が民間のスポーツ関連企業を入れて、マンネリを打破しようとしているとの噂が立ち、当社を含めた三団体が名乗りを上げました。いずれも、国内を代表するトップ企業が核をなしています。

建設業界の談合にも似た指定管理者の世界は、役所サイドの醸し出す空気を読む力が求められていて、コネクションはあるに越したことがない。その上で、実力勝負となるのです。うーん、難しい。

で、いろいろありましたが、結局は三団体とも役所と役所OB連合の力に思いもよらぬ大差で押しつぶされた格好です。
完敗でした。

敗因は、チームを結成したのが一か月前で時間が足りず、準備不足であったこと。とくに、社内調整の遅れで、一週間前に追加で加わった地元放送局のノウハウを全くもって活かせなかったことが痛かったです。

そして、もう一つハッキリしたことは、役所は減点法であり、民間は加点法だということ。
役所の論理としては、6対5で勝つなんてのは認めないって話です。
そういえば、昔いた会社も初期のころは加点法だったけど、従業員が1,000人を超えるころから減点法の評価に変わりました。ずっといると息苦しくなるのは、評価が変わるからです。
だけど、小っちゃい会社でも減点法で構える社員がいることがあります。
そうなると、いろんなクスリが効きにくくなるのであります。