スピードスケートを見ていると、条件反射的にふりかけを思い出します。
あと、ライオンのイチゴ歯磨き。
私の家は、特に貧乏というほどではなかったのですが、それがなくても生活に支障がない、いわゆる贅沢な品物は買わない。だから、CMで見るだけ。今でも私の中では、ふりかけが贅沢品です。
いや、今回はエイトマンの話。
我々の年代は、100パーセント見てました。テレビアニメの創世記です。
キャラクターのタッチも劇画調で丸味が消えて、シャープに描かれていたので、ちょっと大人な感じでありました。
丸美屋なんだけどね??
主人公は、本名が東八郎。
交通事故で死んじゃったのに手を加えて、新幹線を追い抜くようなスピードで駆け抜けることができる警視庁捜査第一課の八番目の刑事として、復活させたのです。普段の顔は私立探偵。
いやぁ、思い出しますね、克美しげるのさわやかな歌声。
「ひかるーうみ、ひかるーおーぞら、ひーかーるだいーち」
その後、逮捕されて、子供ながらに気まずくなったのも懐かしい。
国内での大ヒットを受けて、アニメはアメリカ進出を果たしました。そのときのやりとりです。
「いや、彼は八番目の男という意味でして・・・」
「だったら、エイスが正しい。エイスマンにしましょう」
夏目房之介の『読書学』という本に載っていた話であります。
なるほどねぇ。
だけど、そんな名前じゃ、原辰徳もヒットを打てないのであります。
また、殿堂入りできませんでしたね。一億円払ったせいでしょうか?エイ、スマン??