都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

祈りの幕が下りる時

いい映画を見慣れていると、テレビドラマが陳腐に映ることがあります。
ギャラの問題で、役者を揃えられないこともありますが、時間の制約が大きいでしょうね、きっと。
連続ドラマで毎回50分に収めようとすると、ストーリーがいびつになるし、十分に準備する時間も取れないことと思います。
だから、ときどき映画を観にいきます。評判のいいやつ。

東野圭吾原作の作品は、小説の出来がいいこともありますが、シリーズものにハマリ役がいるのが特徴的です。『ガリレオ』シリーズの湯川教授は福山雅治、そして加賀恭一郎といえば阿部寛。小説を読むと、彼らの顔が浮かぶほどに、ピタリとマッチしています。
その最新作は、『祈りの幕が下りる時』。
この映画は、前作のシリーズを読んで(観て)いないと、よく分からないようなスターウォーズみたいなところもありますが、それはそれとして、松嶋菜々子小日向文世の演技力が圧巻です。
唯一、春風亭昇太だけ、浮いてましたけど。
まぁ、面白かった。お腹いっぱいです。