プロ野球開幕を前に今季の順位を予想してみました。
1位 広島
2位 巨人
3位 横浜
4位 ヤクルト
5位 阪神
6位 中日
カープの強みは、主軸が28歳と一番いい時期にきており、選手層の厚さが半端でないこと。
去年ブレークした10勝トリオの薮田・大瀬良・岡田が制球に苦しんで出遅れておりますが、その穴を埋めるように高橋昂也が出てきました。二年目では加藤・アドゥワ・床田なんてのもいて、とにかくチーム内での争いが激烈です。攻撃では、長打力と機動力を併せ持っており、成長著しい若手を支えるように、新井・石原がいて、バランスの良さで他チームを圧倒しているといえるでしょう。全くスキが見当たりません。
これを追うのがジャイアンツでしょうが、新旧交替がうまくいっておらず、チームとしての一体感がうかがえない。そこに、起用の迷いが見え隠れしているような気がします。卒業生からの雑音が多すぎるのも気の毒ですね。野球賭博の後遺症は、未だに消えていないとみています。期待される上原の存在は、熟成したチームにあっては、むしろマイナスではないでしょうか?
ベイスターズは、4枚の先発左腕を目玉としていますが、今永以外は怪しいとにらんでいます。ここは、何と言ってもホームグラウンドのロケーションが厳しいので、守りで組み立てるゲームプランがイメージできません。ロペス・宮崎も昨年ほどには、期待できないのでは?
スワローズには、カープから二人のコーチが加わり、ヘッドコーチに宮本慎也が加わったことによる期待感があるでしょうが、この宮本とメジャー帰りの青木が犬猿の仲であったのは有名な話。ベテランが雰囲気を悪くする負の影響力は、阪神の西岡を見ていればわかります。若手の野手は成長過程にあり、4位がやっとでしょう。
タイガースは、監督がボロい。なんといっても藤浪をつぶした責任は重く、また、自分に跳ね返っています。打線の都合に合わせてコンバートを繰り返し、守備を甘く考えているようなところがあり、自慢の投手力とかみ合っていないのも、大きな問題です。そして、走れない選手があまりに多いのも、観戦の楽しみを奪います。メッセンジャー・能見は賞味期限切れだとみています。
ドラゴンズは、リリーフ陣に昔の名前が多すぎる。岩瀬に始まって浅尾・福谷・田島・岡田…どんどん故障するもんだから、誰が使えるのかよくわかりません。打者では、高橋周平を一本立ちさせられなかったのが痛いと思います。このチームは、トップの方針が定まらない中で、選手が振り回されるようなところがあって、本当に気の毒です。
今の時期、毎年予想を繰り返しますが、当たったためしがありません。
今年はどうでしょうか?