都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

三連覇の偉業⑥

高校球児の場合、寮生活を経験した生徒が多いので、当然のように酒・タバコに走ります。
それででしょうか、野球選手はプロのアスリートにも関わらず、喫煙者が多いように思います。
カープの若き四番、鈴木選手も結構なスモーカーでした。
それが、ある日、黒田投手に言われたそうです。

「お前、イチロー選手がタバコ吸ってると思うか?」

一発でした。それ以降、鈴木選手はタバコを止めたと言います。

8月のこと、CSへの激しい闘いの中、阪神VSヤクルト戦で、一死満塁からセンターフライで一点追加のところ、二塁走者のタッチアップを三塁で刺して、それがホームインの前であったため、生還が認められなかった事件がありました。
二塁走者の暴走が責められましたが、実際には三塁走者がたらたら走っていたのも問題であります。
カープでは、そういうことが起こりません。
それは、新井選手は、全力疾走を身をもって示しているからです。
走塁の重要性は、全員に徹底されており、単に足が速いかどうかよりも、そこへ臨む姿勢が問われているのです。

そういうお手本が、カープにはたくさんおり、ベテラン選手が自分の立場を充分に認識しているのです。

                                                                (つづく)