都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

国家予算

我が国の国家予算が年間100兆円だということは知っておりましたが、文部科学省の予算が5兆5千億円だと聞いて、ちょっと驚きました。
何に使われているかと言うと、教職員の給与は当然のこととして、学校の防災対策、いじめ問題、小学生の英語教育、IT教育への対応、オリンピック、ロケット開発…新聞で話題になっていることには、すべて予算が結びついています。
その中で、国立大学運営交付金が、なんと1兆971億円。うーん、税金なんですね、国立大学の学生は。
私立大学への補助金もなかなかで3159億円。これは、学生一人あたりで年間15万円の補助を受けている計算になるんだそうです。

留学生に関する予算は、日本人を送り出すために81億円、外国人受入れのために263億円がついています。
大学に対する優遇は、中小企業どころの話ではなく、こうしたビジネス話に乗っかって、学校経営に目覚めるというケースも多いのでありましょう。大学ブームが一段落して、少子化を招き、定員割れの危機を迎えると、今度は外国人留学生で、その穴を埋めるという話。
安倍総理モリカケ問題で、お友達といろんな話し合いをしていたというのも、こうした背景があるようです。
中曽根首相が「留学生10万人」、福田首相が「留学生30万人」と数字を打ち出すたびに、仕組みが変わり、予算が計上されて、新しいビジネス(日本語学校)が誕生するという流れでありました。
まったくもって、油断がならないのであります。