都会のネズミと田舎のネズミ

時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。

将棋界の一番長い日

高校に入学した私は、なんだかモテそうなので、アメリカンフットボールをやろうと思って体験入部したものの、自分に合うヘルメットが見つからず、断念いたしました(2月11日ブログ「料理の鉄人」参照)。その代わりに門をたたいたのが将棋部です。いきなり文科系。行動に矛盾があるのは、若気の至りです。

小二のときに駒の並べ方を覚えて以来、このゲームは性に合っていたようで、強い相手と戦うとワクワクしておりました。読み比べの楽しさ。どちらかと言えば、負けたときのほうが充実感があります。

将棋部の先輩は運動部と真逆で、上下関係が緩く、ケンカが弱そうな人ばかりだったので、生意気な私は実に自由に振舞っていました。これが、入部を決めた決定的な理由。まったくねぇ。

今は知りませんが、当時の高校将棋界はどこも似たりよったりで、ほとんどがメガネをかけていて色白で痩身、冬でも扇子を持っています。「あっ、こいつ将棋部だ」ってすぐ分かる、そんな感じです。これじゃモテませんね。実際、抜けるような青空の日に、昼間から白熱灯の下で男同士が向かい合って二時間、三時間と一緒に過ごすのだから、何か大事なものを失うのも仕方がないところかも。お蔭で、こんな風(?)になりました。


プロの将棋指しには順位戦という厳しい制度があります。
これは、ランクごとに一年間かけて総当りで戦うリーグ戦形式で、その最高峰に名人戦(現在は羽生善治名人)があるわけです。
昨日は、その今年度A級最終戦。全五局が東京将棋会館で一斉に行われ、これが衛星放送で中継されました。一手が進むのに一時間を超えることはザラなので、テレビ生中継には不向きであるものの、同時進行が五つもあれば、逆に忙しい。先崎八段の軽妙なトークで、深夜まで楽しませていただきました。ホント、便利な世の中ですねぇ、眠たいけど。