今年のドラフト会議は、ジャイアンツの強行指名から始まって、ソフトバンクが次々に国外選手を担ぎ出し、最後は中学生に手を伸ばすなど、話題てんこ盛りでありました。
メジャー志向を鮮明にした織田翔希へのちょっかいは、無謀と思われていたところ、翌日の松井監督誕生が種明かしみたいで面白い。なるほど、巨人軍の裏側ではみんな知っていたんですね。それで行きましょうと。
だけど、織田くんは、それでいいんでしょうか? 大学進学をも匂わせながら海を渡る宣言は、家族の後押しもあると言ってましたからね。球団としては、松井秀喜が出ていけば、万事うまくいくと思ってるかもしれないけど、その名前が印籠として通じるのは、30歳以上からなのでは?
ここでの心変わりは、桑田真澄にイメージが重なってしまいます。松井にしても、会見ではグダグダで、日本語が苦手そう。長嶋茂雄監督を彷彿とさせます。悪い意味で。もしかしたら、ゴジラが打席に立つと思っているのではないでしょうか?
中学生の囲い込みも、悪い冗談にしか思えません。
今どきは、高卒選手の指名すら、敬遠する風潮があります。それは、企業サイドのハラスメント対策が加熱して、親会社が近いところほど、指導に腰が引けているからです。技術はともかく、内面は大学で鍛えて来いと。名門野球校出身者は、毎日が修学旅行の寮生活なので、多くは頭が空っぽで、常識がかなりズレている。加えて、女人禁制問題。本当はモテるんだけど、隔離されてましたからね。そういう人が、リハビリ期間無しでいきなり社会に出ると、ましてや国元を離れるとなると、テーマが多過ぎて本業に身が入らなくなる。その一方で、グラウンドでは年齢差もあって、打ちのめされる毎日ですからね。
中学生からプロ野球だなんて、大相撲かと突っ込みたくなります。仲間がいれば、ちょっとは違うかもしれないけど、比較するものがないと、現在地が分からなくなって不安が増すばかりです。ジャイアンツって、育成選手だらけで、その多くは辞めていく悪い見本が多いってのも、なんだかねぇ。人間教育を甘く考えていると、後で痛い目に遭うのであります。って、阿部さんが言ってました(ウソ)。