都会のネズミと田舎のネズミ

時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。

ペーパームーン

同時に35人と付き合ったというオトコが逮捕されました。

何だかピンと来ないけど、結婚することをエサにすると、引っかかる女性がビックリするほど多い。不思議ですよね。会う頻度が少なければ、オカシイと思うハズなんだけど、恋は盲目と言うか?マッチングアプリは、そういう条件選びにピッタリしています。騙しやすい、騙されやすい。

ちょっと前に観た映画『紙の月』を思い出しました。

英語では、「ペーパームーン」。実は、まやかしという意味なので、あまりいい使われ方ではありませんが、原作の洋画では、そんな風でも幸せだってことになっています。あなたが私を信じてくれるなら、たとえ作り物であっても幸せよってことらしい。うーん、恋愛向きの体質とそうじゃないのがあるってことは、よく分かりました。

 

今週から、拠点を山中湖に移しました。鳥の囀りが半端なく、自衛隊の演習と折半で、なんだかなぁとは思います。

山中湖の名店と言えば『ペーパームーン』です。ここは、都内の高級ホテル並みの値段設定。ナイフとフォークで食べるアップルパイと飲み物とで、一人あたま1,600円ぐらいなのがフツーの喫茶店です。

で、そういうのが平気な客層しか、相手にしていません。まやかしだと思う人は、来なくていいと。

コロナなんて関係なく、常に満席なのが憎いところ。ペーパームーンだけどねぇ。

容疑者Xの献身

週末のU-NEXTは、東野圭吾から『容疑者Xの献身』を。

福山雅治が演じる天才物理学者ガリレオシリーズでも飛び抜けて面白い作品に仕上がっていました。

男運の悪い不幸な女性が、別れた夫につきまとわれた挙げ句、娘と共に首を絞めて殺してしまう。隣人の偏屈な数学者は以前から心を寄せていたのだが、隣室で起きた事件を知って、隠蔽工作に加担する。しかしながら、事件の本質に気付いた天才物理学者が、トリックを暴いていく。

と、書いてしまうとどうってことないけど、いろんなことを考えさせる深い心理描写が溢れていました。直木賞の受賞作です。

堤真一といい、松雪泰子といい、迫真の演技でした。映画も小説も文句なし、100点満点です。

監督の問題

田中将大投手が日本プロ野球に復帰しました。

これは、MLBの経営悪化の表れで、日米の賃金格差是正が進んでいるように思います。

レベル的にはどうなんでしょう?

パワーだとか野手の肩の強さでは勝てる気がしませんが、メジャーリーグは30チームに膨らんでますからね。勝敗で考えると、そんなに差があるようには思えない。パターが絶妙な役員のゴルフみたいなのがジャパニーズベースボール。

だけど、これをビジネスとして考えた場合、まだまだ大きな開きがあります。そして、マネジメントについても。

メジャーでは、優秀な選手がそのままコーチや監督になるのではなく、それなりの素養を備えた人物が、現役時代の成績に関係なく選ばれています。

高津臣吾井口資仁、それに石井一久と、現在3人の元メジャーリーガーが監督を務めています。なるほど、企業のMBA留学みたいな話ですね。これにより、選手起用やコーチとの関係性が少しずつ変わっていくことでしょう。興味深く見ています。

『監督の問題』(本城雅人著・講談社文庫)は、最下位低迷中の新興球団に就任した新米監督をめぐる物語ですが、反抗的な主力投手を放出して規律を守らせたり、コーチに下品な言葉遣いを止めろと言ったり、ミーティングを活性化させるため笑いの要素を取り入れたりと、チームのムードを明るくすることが、どれだけ大切かを気付かせてくれます。良質なビジネス書を読んだような気にさせられました。文章は粗雑で頼りないけど、妻との電話でのやり取りなど個々の会話は気が利いています。83点。

 

ゴルゴ13

麻生太郎氏が首相時代に大ファンであると公言し、海外情勢をこの本で勉強しているのではとさえ言われた『ゴルゴ13』の単行本が、ついに200巻を数えました(累計発行部数は三億冊)。自慢ですが、すべて持っておりまして、これが捨てられません。食堂をやっていたとき、書棚に並べていたところ、10冊ほど消えてしまったので、またそれを買い求めたりして、困ったものです。ゴミの収集癖。

ストーリーの中には、内容についていけないものもあり、寝る前に読むのには最も不適なマンガかもしれません。頭が冴えてしまう?

始まりは、1968年11月。連載当初、32歳だった作者のさいとう・たかを氏は現在84歳だと。それじゃ、デューク東郷はいくつだなんてことは気にしない。70〜80年代は、米ソ冷戦を受けての話が多かったものの、最近は中国を舞台に語られることが増えました。

第200巻では、中国がアフリカ諸国を援助する見返りとして、農業用地の借地を進めるストーリーです。

それには理由があって、(1)大規模な森林伐採で、急速な砂漠化が進んでしまった

           (2)地下水の汲み上げで地中の塩分が地表に滲み出てきて、不毛な土地が増えた

           (3)無許可の農薬を使いすぎて、土地が痩せ衰えてしまった

           (4)害虫がつかない違法な遺伝子組み換え米が、市場に出回っている

近い将来、飢饉に苦しむのは明白なので、自国以外に農地を確保するという戦略があるらしい。なるほど、アフリカ諸国にやたらと秋波を送るナゾが解けました。当たらずとも遠からず。いや、核心をついているように思います。中国の中枢にいる人たちは、近い将来を予見しています。この世の春がいつまでも続くとは、考えていません。

そういうことを含めての政治判断が求められています。うん、副総理はよく分かっているようなので、安心です。

清水次郎長

静岡県を代表する歴史上の人物と言えば、徳川家康今川義元、そして清水次郎長だと思います。

次郎長親分が有名なのは、三代目神田伯山の講談で取り上げられたためで、「バカは死ななきゃ治らない」とか「寿司喰いねぇ」とかの言葉選びが素晴らしく、そのせいで実在しないとも思われがちですが、実際に強烈な影響力を持った海道一の大親分でありました。

清水港の警護を任されたり、お茶の販売促進に貢献したり、富士裾野の開墾を一手に引き受けたりと、事業家のようであるものの、実態はヤクザ組織のトップが表の顔だったのです。

そもそも港湾廻りには、経済活動による動きが活発化するので、有象無象が暗躍します。船乗りの板子一枚下は地獄ですからね。肝の座った野郎が大勢います。それを引き締めるためには、警察だけでは手が回りません。蛇の道はヘビということで、バランス感覚のある任侠組織がむしろ必要とされたのです。正しいヤクザ、それが次郎長親分でありました。

ヤクザの矜持は、かたぎの衆に迷惑をかけないこと。暴力団とはそこが違う。今野敏氏は、そこのところを書きたくて、任侠シリーズを上梓しています。

 

『マル暴甘糟』(今野敏著・実業之日本社文庫)は、シリーズからのスピンオフ企画。事務所に出入りするマル暴担当の弱腰刑事にスポットを当てています。

童顔の主人公は、腕力に自信があるわけでもなく、辞めたくてしょうがない仕事なんだけど、これがヤクザサイドの受けがいい。北風と太陽のような展開に持ち込んで、平和裡に解決を図っていくのが新しい。ほっこりするストーリーでした。90点。

 

ホキ

ほっともっとの王者といえば、のり弁330円です。市場へ通っていたころ、朝食で結構お世話になっていました。

コンビニおにぎりよりもズッシリしているのがいい。あったかいのも魅力でありました。

ちくわと並ぶ揚げ物ツートップが白身フライです。

ん? 白身って何?

調べると、これが南の海で獲れる深海魚の一味「ホキ」でした。日本近海で獲れないので和名はナシ。深海生活が長いので、ビジュアルが今ひとつです。だけど、さっぱりしていて臭みがなく、揚げ物にピッタリしています。大柄なので、個人取引きに向いていないから、お弁当屋さんは、いいところに目を付けました。

「何のお仕事ですか?」と聞かれ「接客です」というような話。聞いちゃいけない雰囲気が、容器から漂っています。

 

沼津港では、深海魚が売りのお店が何軒かあります。駿河湾が、国内で有数の深さを誇っており、それに応じたサカナが獲れるそうです。

水圧に負けないようにウロコがないサカナが多く、脂が乗ってふっくらしているのが特徴的です。深海では、食べるものが少ないので、そのせいか、臭みが少ないとも言われています。

一番人気は「デン」だけど、お店では深海魚の方が、通りがいいようです。白身の深海魚。

 

自分を動物に喩えると

ベトナム技能実習生に日本語を教えていたときの話です。

彼女たちが来日したときに、それぞれを理解するために事前アンケートを行いました。そのときの質問の一項目が「自分を動物に喩えるならば、なんでしょう?」です。

多いのはイヌ。サルってのもありましたが、驚いたのは水牛だという答え。

エーッ?

日本人では、まず、ないでしょう?牛の関係者。

ところが、ベトナムでは農業の機械化が遅れていて、未だに役牛が活躍しているらしい。つまり、水牛のように真面目にコツコツ働くってことを言いたいんだそうです。

なるほど、文化の違いって、そういうことなんですね。水牛かぁ。

だとすると、ブタっていうのもアリかもしれません。愛らしいし。一緒に暮らせば、また違った感情が生まれるかも?

私の場合、カバですね。風邪引かないところが似てると思う??