「野球が他の競技と少し違うのは、プレーの最中に間が多いことだ。それだけ考える時間があり、準備する時間がある。どれだけ意識して準備できるかで結果が左右される」(宮本慎也著・意識力より)
「メガネをかけるとレンズの奥の瞳の動きが分かりにくい。これが捕手がメガネをかける最大の武器になる」(古田敦也)
「お前、イチローがタバコ吸ってるって思うか?」(鈴木誠也に向かって黒田博樹が)
「何事も表と裏がある。表ばっかり見ていたら裏はわからない」(根本陸夫)
「変わらずに失敗した人間はたくさんいたが、変えて失敗した人間はほとんどいない」(橋上秀樹が説く野村克也監督の教え)
「盗塁を多くできる選手は、それだけ投手のことを多角的に見ているから、必然的に打率も上がってくる」(赤星憲弘著・頭で走る盗塁論より)
「信号の赤は停止、青は進めで、人間の意識にもインプットされている。だから、青手袋をはめ、いつでも発進するぞという恐怖心を相手バッテリーに与えていました」(青い稲妻と言われた松本匡史)
「勝てないチームはベンチの雰囲気が良くない。代打や守備固めの準備だと言って、試合を見ていない選手が多いのだ」(落合博満著・決断=実行より)
「僕の守備は200キロのサーブに対応するテニスのレシーバーの動きをヒントにしている。バッターのインパクトの瞬間に動き出す、車で言えばセカンド発進ということ」(川相昌弘)
「コーチ?僕のバッティングは僕にしか分からないですよ。どうやってアドバイスするんですか?」(調子が悪い時、コーチからアドバイスを受けることがあるのかとの質問に答えるイチロー)
「なんや、その髪の色は。奥さんに聞いてみな。自分の子供が将来、サッカーの香川真司選手とお前と、どっちのようになって欲しいっかって?」(茶髪に染めた前田健太に向かってPL学園先輩の宮本慎也が)
「オリジナルとは組み合わせの妙である」(古田敦也著・優柔決断のすすめより)