都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

2020-11-01から1ヶ月間の記事一覧

夢をかなえるゾウ4

自己啓発本というのは、結構押しつけがましいところがあって、その当たり前に対し、素直になれなくなってしまうことがあります。 何でしょうね、母親の「宿題やったの?」の問いかけに「今、やろうと思ってたんだけどなぁ」って感じ。ある意味、上司から自慢…

アンダークラス

相場英雄氏の最新刊は、『アンダークラス』(小学館)です。 これは、Amazonをモデルにしたサバンナという通販大手会社を巡り、デフレ経済へ進みながら、多くの国民が下級国民(アンダークラス)へ引きずり込まれていく中で、技能実習生の問題点を浮かび上が…

End-of-year party

『スーダラ節』を作詞した青島幸男氏は、都知事だし、直木賞作家だし、意地悪ばあさんだし、シャボン玉ホリデーの構成作家だし、それはもう才能のかたまりでありました。 彼の作品に『クレイジーのクリスマス』というのがあります。(歌手:クレイジーキャッ…

分かっちゃいるけど、やめられない

出前館という会社のCMで、ダウンタウンの浜ちゃんが歌っているのは『スーダラ節』です。 この歌は、今から59年前に、植木等というボードビリアンが大ヒットさせた曲で、紅白歌合戦でも披露されました。 「スイスイスーダララッタ、スラスラスイスイスイ〜♬…

政治家の覚悟

昔、『オールナイトフジ』というバラエティ番組で、松本伊代というアイドルタレントが、自身のエッセイ集『伊代の女子大生モテ講座』の宣伝告知をした際、司会の片岡鶴太郎氏にその内容について質問されたとき、衝撃の答えを返しました。 「私も今日初めて見…

ロートレック荘事件

ここのところミステリーを読んでいなかったので、ネット検索すると、筒井康隆氏の小説『ロートレック荘事件』がオススメになってました。 同氏の小説は当たり外れが大きいので、どうかと思いながら購入したところ、不思議な読後感でありました。何かハヤカワ…

ここがヘンだよ阪神タイガース

ずっと前の話ですが、生保会社で広報部担当のとき、阪神タイガースとちょっとだけ関わったことがあります。 そのころ、球団は愛息の病気に端を発したバース選手の退団をめぐって揉めておりまして、私に保険会社の立場としての意見を求められました。 生命保…

ここがヘンだよ西武ライオンズ

松坂大輔投手が新人のころ、駐車違反を犯したときに、当時チームの広報担当が身代わりで出頭したという情けない事件がありました。しかも、その担当者は冬季五輪の銅メダリストであり、ビックリしたのを覚えています。そういうのって、王様は守らなければい…

ここがヘンだよ中日ドラゴンズ

紅白歌合戦の出場者発表を見ながら思うのは、人によりますけど、出てやるよ感のある歌手が何となくイヤだなぁってことです。 それはNHKサイドにも出してやる感があるわけで、どっちもどっちなんですけどね。その年のヒット曲がなくても出場資格があるため…

ここがヘンだよ日本ハムファイターズ

栗山監督が10年目に突入します。 このチームは、GM制がうまく機能していて選手や監督に対する目が厳しいんですが、そんな中での10年目は、やはり能力が高いってことなんでしょうね。コーチ経験がなく、いきなりの監督起用だったんですが、見事に期待に応え…

ここがヘンだよDeNaベイスターズ

なんでしょうね、投手出身監督のブーム。もしかしたら、工藤監督の顰に倣う(ひそみにならう)ってことかもしれませんが、だとしたら大間違いです。ソフトバンクは、未だに王さんが院政を敷いていますから。お山の大将に、指揮官は向いていません。 高津・佐…

新居一転

信じられないほど見事な紅葉を見せつけると共に、厳しい寒さがやってきました。 山中湖では、氷点下の朝が普通です。 寒さに強いアンコ型の私もさすがに我慢できず、越冬の地として沼津市を選びました。即断即決です。 沼津は山中湖から1時間程度のエリアで…

ここがヘンだよオリックスバファローズ

ロッテ元監督のボビーバレンタインの言葉にこんなのがあります。 「選手が10人いたら、私のことを好きな選手が3人いる。大嫌いな選手も3人いる。残りの4人は監督のことなんてどうでもいいと思っているだろうが、そのどうでもいい選手が大嫌いに引き込まれ…

遺伝子のこと(再放送)

昔書いたブログで、改めて面白いなと思ったのがあるので、再掲します。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 前の会社の広報部時代、講演をお願いしたノーベル賞受賞者である利…

ここがヘンだよ広島東洋カープ

最大の誤算は、小園選手でした。 昨年は高卒の新人として堂々の一軍デビューを果たし、今年の活躍は約束されたものと思われましたが、シーズン前半、極端な打撃不振に陥り、結局一軍戦は3試合の出場にとどまり、ノーヒットで終わりました。 噂では、シング…

ここがヘンだよ楽天イーグルス

このチームは、監督なんて誰だっていいと考えているフシがあります。 わずか16年の歴史の中で、初代の田尾監督から始まって、ブラウン・大久保・平石・三木と、一年で終わった指揮官が5人。呆れてしまうのは、監督更迭後を引き続き二軍監督になどとしようと…

ここがヘンだよヤクルトスワローズ

ヤクルトは、広島と並んで身内を大切にする球団で、その中心にいるのが現在GMを務めている小川淳司氏です。 現役時代、長打力があるものの今一つ殻を破れず、スーパーサブに甘んじていました。引退後はスカウトとなり、宮本慎也・石井弘寿らを発掘。その後…

プロ野球の学歴問題

今年のドラフト会議では、甲子園大会が行われなかったこともあって、高校生が敬遠されて、大学生に指名が集中しました。 高校生に比べると、身体が出来上がっている選手が多く、それぞれが即戦力として期待されています。 考えてみれば、4年前の高校時代に…

矢場居、向津具

裾野バイパスを走っていたら、ビックリするような名前が飛び込んできました。 矢場居 ちょっと感動です。御殿場市にあるその交差点は、ヤバイ交差点と呼ばれているそうで、もっと知られてもいいように思います。 私だったら、飲食店を開きますね。矢場居食堂…

有効求人倍率

厚労省が月次でまとめているデータに有効求人倍率があります。 これは、ハローワークに提出された全国の求人情報を集約したもので、求職者一人に対し何件の求人があるか、つまり就職のしやすさの指標となっています。1を超えていれば、売り手市場ってことで…

長老政治

次期大統領のバイデン氏は、11月20日に78歳の誕生日を迎えます。1942年生まれ。戦前派ですね。 そこで、日本人の1942年生まれを調べてみました。 小松政夫、中尾彬、北の富士、十朱幸代、上岡龍太郎、青木功、中山律子、坂口征二、カルーセル麻紀、小泉純一…

オガララ帯水層

大阪都構想よりも米国大統領選に沸いた一週間でした。 お陰で、シカゴはイリノイ州だとかロサンゼルスとサンフランシスコは同じカリフォルニア州だとか、アメリカの地理に少しだけ詳しくなりました。それにしても、縦も横も広いんだねぇ。赤と青に塗りつぶさ…

あだ名禁止令

豊臣秀吉が織田信長の草履を懐に入れて温めたって話がありますが、信じます?そんなこと? 仮にそうだとして、そのエピソードを誰が誰に言ったのでしょう? 秀吉が自分で吹聴した?誰に? 信長が言った?これは考えられるけど、それを聞いた人がマスコミでも…

サイクル盗塁

昨夜のヤクルト阪神戦で、スワローズの村上選手が二盗・三盗・本盗のサイクルスチールを達成しました。 プロ野球では、41年ぶりで史上17人目の快挙です。記録の多くは、技術的に劣っていた昔の話なので、近代野球では完全試合以上に目にすることが難しい貴重…

逆張り

木村太郎という人が、『バイキング』という番組で、今回もトランプ勝利で間違いないと吠えておりましたが、郵便投票の開票が進むにつれて、一気にトーンダウンしております。 何か面倒くさい人だなと調べてみると、御年82歳だと。そういえば、田原総一郎86歳…

残存幼児性

高校球児は一途で純真だということをその著『女たちよ!』(文藝春秋)で真っ向から否定したのが伊丹十三氏です。 自身の経験から、野球部の生徒はズルい奴ばかりで、カンニングの技を競い合っていたというのです。 なるほど、本当にどうしようもない成績だ…

タイガーホース

幼少のみぎり、頭が大きかった私は身体のバランスが取れずに転んでばかりおりました。その様子を見かねた祖母に、一日中「気をつけ!」の練習をさせられたのを昨日のことのように覚えています。一瞬は成立しても、しばらくすると左右に傾いてしまう。底面積…

多数決

民主主義の基本は多数決だといいます。 二つの案があったとして、どちらかに決めなければいけないとき、数が多いほうに従う。 一見、合理的に思えますが、その前提としては、多数決に参加している人が、同じレベルでないと、納得感がありません。 すごく考え…

友を選ばば書を読みて

高校の将棋部に、日本を代表する作家の息子がおりました。さほど成績は良くなかったものの、どこから仕入れてきたのか、ときどき言い放つ軽妙なトークは秀逸で、教養ってのはこういうものかと思わせるものでした。 彼は、発言の中にちょいちょい分からないフ…