都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

2022-01-01から1年間の記事一覧

太陰太陽暦

いくつになっても知らないことはたくさんあるもんで、それこそボーッと生きていたなぁと改めて思ったりします。 日本の歴史上、一年が327日しかなかった年があったのをご存知でしょうか? それは、明治5年(1872年)のこと。それまで使用していた太陰太陽暦…

笑いの正体

ちょっと前の話ですが、親交のあった萩本欽一さんは、「最近の笑いにツッコミがいなくなったのは、テロップのせいだ」と言っておられたのが印象的でした。だから、ボケるタレントが溢れていて、ツッコミはテレビが入れてくれるんだと。 確かに、ツービートだ…

不安ビジネス

前職で広報部の仕事をしていたときの唯一の汚点は、世界日報の取材を受けたことです。 注目されていた企業だったので、トップへの取材申込みは数知れず。カリスマ社長が重要視していたのが、メディア対応だったこともあって、相手先の大小に拘わらず、何でも…

ボーッと生きてんじゃねえよ!(2018/12/17分再掲載)

昔、一緒に仕事をしていた部下にキクチという男がおりました。これが、めちゃくちゃ二枚目で、モテるなんてもんじゃない。残業していると、同期入社の女性が迎えにきて、手伝っていくほどでした。まぁ、外部の人間がすぐに手伝えるほど、簡単な仕事だったわ…

学問のすすめ

慶應大学のプロレス研究会に無村架純(なしむらかすみ)という女性プロレスラーがいます。 いいですねぇ、この舐め切ったネーミング。そういうのもプロレスの一部です。 で、本家(?)の有村架純は、映画『ビリギャル』で偏差値30からの慶應大学入学を目指…

麻雀野球(2011/11/18分再掲載)

ちょっと前、フジテレビ系列の深夜番組で『われめDEポン』という生放送をやっていました。東風戦でドラ二枚めくり、さらに割れ目・ドボンルールだから、ギャンブル性が高い。親の状況を観察し、展開の中で致命的になるような失点を避けつつ流れを掴み取る…

私的面白本ランキング2022②

本日は、ノンフィクション部門から。 だいぶ前に購入していて寝かせていた本を掘り起こしているので、古臭い感じがするのをお許しください。 1位 バカと無知(橘玲) 2位 先生、どうかみんなの前でほめないでください(金間大介) 3位 組織の盛衰(堺屋太…

私的面白本ランキング2022①

昨年に続き、私が今年読んだ本のベスト10を発表します。あくまで、私が今年読んだものからってことで、お許しください。 まずは、小説部門から。 1位 正体(染井為人) 2位 看守の信念(城山真一) 3位 希望の糸(東野圭吾) 4位 野良犬の値段(百田尚樹…

星間商事株式会社社史編纂室

読んだことはありませんが、女性漫画・小説のジャンルに「BL(ボーイズラブ)」というのがあるんだそうです。 男性同士の恋愛を描いたもので、それを好むのが女性だというのが不思議ですが、男性の間で揺れ動く感情を客観的に見られるのがいいらしい。そん…

お笑い進化系

火曜深夜にやっている『アンタウォッチマン』という番組で、吉本興業の養成所講師をやっている現役漫才師が紹介されていました。 NON STYLEの石田明が『笑いの見せ方』について、パンクブーブーの佐藤哲夫が『笑いの構造』について、笑い飯の哲夫が『笑いの…

タイガーホース(2020/11/3分再掲載)

幼少のみぎり、頭が大きかった私は身体のバランスが取れずに転んでばかりおりました。その様子を見かねた祖母に、一日中「気をつけ!」の練習をさせられたのを昨日のことのように覚えています。一瞬は成立しても、しばらくすると左右に傾いてしまう。底面積…

猫型配膳ロボット

先週末に『細かすぎて伝わらないモノマネ』を見ていたら、知らない女性芸人がファミレスで活躍するロボットをいじくったネタを披露していました。何のことかよく分からないけど、ロボットなんてそんなもんだよな程度に思っていたのですが、本日ランチ時に入…

リーグワン開幕

ラグビーの国内リーグ、リーグワンが開幕しました。 日本のラグビー界は、アマチュアからプロへの過渡期にあり、競技人口の割には、海外からの有力選手の加入もあって、世界水準から見ても結構なレベルを保っています。 何故、トッププレーヤーが日本へやっ…

インターステラー

超文科系の私は、理科っぽい話を理屈で説明されても実はよくわかっていません。 例えば、海が青いのは何故かとか、地震が起きる理由だとか、地球がスゴいスピードで回っているのに感じないのはどうしてかなどなど。 そもそも重力って、どういうことなのか? …

十角館の殺人

ミステリー小説の書評で評判が高い綾辻行人の『十角館の殺人』(講談社文庫)を読みました。 1987年の作品で、携帯電話がなければインターネットもない。田舎はより田舎であって、便利から程遠い生活です。だから、読みながらもいろんなところに引っかかって…

招からざる客

宮沢賢治の『注文の多い料理店』は、童話と言いながら、むしろホラーの様相を呈しており、読み終わって題名に納得する趣向が何とも粋だと感じました。タイトルに捻りがあると、大喜利みたいで嬉しいです。 『君の膵臓をたべたい』とか『限りなく透明に近いブ…

流星の絆

12月の風物詩といえば、ふたご座流星群でありまして、今年は昨夜がピークでした。 外で観測するにはあまりに寒いので、ネット中継をやってないかと検索すると、ありましたウェザーニュースの定点カメラ。 寝床に横になりながら、FNS歌謡祭の音楽をBGMとして…

ABEMA

間寛平の「ア〜メマァ〜」は幼児が母親に「ア〜ママァ」と言うのが定説ですが、アメマバッジの不払い問題で裁判になったとき、「アメマとはどういう意味ですか?」の裁判官の問いに、「ア〜メマァ〜です」と答え続けた寛平ちゃんは、法廷侮辱罪に問われなか…

通訳(2016/11/8分再掲載)

痛風については、このブログでも何度も書いておりますが、その後も完治することなく、年に2~3回の発作を経験しながら、関節のあちこちに潜む尿酸を順調に育てています。彼らを起こさないためには、暴飲暴食を避けること。ダメだと言われているものは、で…

教誨

教誨師という仕事があるんだそうです。 受刑者に対し、道徳を説いていく役割で、僧侶や牧師など宗教者がその職務についています。 死刑が確定している場合に、その役目の重要度が増します。死のうという決意と生きようとする肉体が個人の中で葛藤して爆発し…

北条政子

大河ドラマ『鎌倉殿の13人』が最終盤を迎えました。 今夜は、小池栄子演じる北条政子が、鎌倉の御家人たちに向けて演説を打つ感動的名場面でありました。 尼将軍ですね。 当時、女性だからと言って軽んじられることなく、能力さえあれば、人の上に立てるって…

天使にラブソングを

日本テレビの金曜ロードショーで、二週にわたって『天使にラブソングを』をやっていました。 場末のクラブ歌手が、殺人事件を目撃したことで、姿を隠すために修道院へ潜り込み、くすぶっていた聖歌隊を指導するという話。 パート2は、その修道院が経営に参…

杉田家

家系ラーメンの総本山である『吉村家』は、京浜東北線・新杉田駅前にありました。 産業通り沿いのその店は、開店当初からの行列店で、40年前に初めて行ったとき、ファーストサマーウイカ似のドスの効いたお姉さんとその連れ合いっぽいご主人のヤンキー夫婦が…

ハヤブサ消防団

都会の人になかなか理解できないのが田舎の生活、カントリーライフです。 私は田舎度合いが10段階評価で3、5ぐらいの山口県徳山に6年、1、5ぐらいの蛍の里・豊田町で7年暮らしたので、都会との違いがよくわかります。 横並び意識や年功序列、親切なようでいて…

武者修行について

データがあると、まとめたくなる癖(へき)があります。W杯でベスト8へ進出したチーム(プラス日本)の26人の選手たちが、それぞれどこの国で活躍しているかを調べてみました。 自国 ENG GER BEL ITA ESP FRA POR その他 オランダ 12 3 2 2 4 2 1 イングラ…

終戦

M1グランプリの決勝に進み、ネタを2本用意してたんだけど、もう一本までは準備しておらず、刀折れ矢尽きたって感じです。 PKかぁ〜。クロアチアは前回のロシア大会で2度のPK戦勝利を飾っていました。 ああいうの、日本人は苦手です。責任感のプレッシ…

キリアン・エムバペ

深夜のゲームでフランス代表のエムバペ選手を初めて観ました。衝撃です。 まず、名前がスゴい。全く馴染みのないコード進行で、たった4文字なのに早口言葉みたい。 この選手がドリブルで相手バックスを運動会リレーのアンカーみたいに抜き去ります。速い。 …

サッカーとラグビーと

ラグビー早明戦が国立競技場に35,000人の観客を集めて行われましたが、不思議なことに大学のサッカーが、いつどこでやっているかの情報はありません。実際、高校サッカーで有名になった選手たちは、先を急いでプロ入りするので、大学生になろうだなんて考え…

村神様

今年の流行語大賞に選ばれたのは、ヤクルトスワローズの村上隆行選手ですが、今年は村上姓に勢いがありました。 村上信五(関ジャニ∞)村上愛(Aマッソ)村上(マヂカルラブリー)村上純(しずる)村上健志(フルーツポンチ)村上知子(森三中)村上ショージ…

還付金詐欺

『ワイドなショー』を観ていたら、区役所職員を名乗る男から電話がありました。 「6月ごろ、昨年の医療費支払い明細をお送りしたの、お分かりになりますか? 緑色の封筒でしたが」 20代半ばの男性です。視聴中だし、イラッとしたので、 「日曜日なのに、お…