都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

2011-05-01から1ヶ月間の記事一覧

泥おとし

前にも書いたけど、田植えのこの季節はいわゆる農繁期であり、サービス関連のお客様が激減します。 農家でなくても、親戚や知人から休日に借り出されるので大変。 その合間を縫って運動会もあるというのが、なんとなく忙しい春の風景です。 場所によっては、…

手巻き寿司

何か新しいことをしていないと飽きてしまう性分なので、メニューをいじくっているときは楽しくてしょうがないって感じです。 こういうのは、性格なんですね。 小学一年生で二回の転校をした身としては、同じことを繰り返すのがいいというのは、なかなか馴染…

そこまで言っていいんかい?

好きな番組で毎週欠かさず観ているのが『たかじんのそこまで言って委員会』です。 この番組、不思議なことに関東エリアでは放映していません。 それは、メインパーソナリティであるやしき氏が、東京を毛嫌いしていることに加え、関東で放映すると、その影響…

ニッポン戦後重大事件史

勉強をせずにやけっぱちな人生を送り、極刑を言い渡されたような受刑者が、いっぱしの手記を残したり、本を発行することがあります。 なんかウソ臭さを感じておりましたが、ホリエモンが収監されるにあたり、二年間で二千冊は読めると語っているのを聞いて、…

プロ野球考

今年のプロ野球では、例年と違う傾向が見られます。 統一球の影響としては、本塁打の減少。 飛距離が落ちているのはもちろんのこと、逆方向への打球が伸びません。 だから、阪神や巨人のような、長打力に頼って雑な試合運びをしているチームは、足もとをすく…

がん遺児奨学基金②

前職で長く携わっていたがん保険の支払い業務では、お客様とのやりとりの中で、いろんなことに気づかされます。 宣告を受けた患者さんの心の揺れ、それを見守る家族の気遣い、職場の同僚など友人の励まし…そんなドラマを三千例くらい見てきましたから。 そう…

がん遺児奨学基金①

1995年といえば、忘れてならないのが「阪神淡路大震災」、そして「地下鉄サリン事件」です。 世紀末思想みたいなものも出てきて、大変な一年でありました。 私はといえば、勤めていた会社の全社的なプロジェクトであった「がん遺児奨学基金」の担当責任者と…

風評

昔、後輩にスズキカツオっていう名前の男がおりました。 どれだけサカナ好き?って感じです!? そろそろ市場には、カツオが並び始めました。 お店では、これをバーナーで焼いて“たたき”にし、ポン酢と生姜で召し上がっていただきます。 先週のが和歌山産、…

上手くいかないときは

飲食店を始める人は、美味しくてリーズナブルな価格の料理を提供すれば、評判も呼んで、お客さんがどんどんやってくると考えています。 みんな、そう。 だから、実際には料理がマズい店なんて、ほとんどありません。 美味しくって当たり前。 ところが、意外…

麻のつく漢字を考えてください

数年前、横浜・中華街に麻婆豆腐専門店である『R』というお店がありました。 ここの中国から招いた調理人が天才的な腕前で、それはもうあり得ないくらい美味しい麻婆を食べさせてくれたのです。 もちろん、中華街ですから、我こそが一番と麻婆の看板を掲げ…

ドロシー新下関店

最近のマイブームは、新下関にあるパン屋さん『ドロシー』です。 何でもスペイン製の石窯を使っているんだそうで、焼き上がりが違うんだとか。 まぁ理屈はともかく、美味しいんです、これが何でも。 特にいいのが、丸太ブレッドのメープル味。 食パンの進化…

農繁期

お店は、農繁期になると、めっきり客足が途絶えます。 このへんは兼業農家が多く、土日に作業する中で、周辺に住む親族や友人が動員されるんだとか。 うーん、田植えかぁ。 晴れてると、暑いねぇ。そこらじゅう水溜りだし。 ところが、最新のトラクターは、…

スカウトの眼はすべて「節穴」である

「野球は巨人、司会は巨泉」と一世を風靡した大橋巨泉氏は、強引であるものの羨ましい限りの人生です。 11PMの司会をやりながら、自分の趣味を次々に企画モノにしていく。 ゴルフ・釣り・ボーリング・ジャズ・麻雀そして競馬。 彼の勝ち馬予想がスゴいのは…

ホタ

前にちょっと書いたけど、『ほっともっと』の一番人気である“のり弁当”のメインを飾っているのが外国産で「ホキ」というサカナです。 で、どんな顔をしてるのかと調べてみたら、 →http://www.zukan-bouz.com/taraasiro/tara/hoki.html 円谷プロか水木しげる…

節電の切り札

とにかく15%の節電だと、いろんなワイドショーが企画を競い合っています。 夜はいいんだけど昼間がねってことで、企業に多くを求める風潮が高まるのはいたしかたなしって感じ。 でもね… 一番いらないのはテレビでしょう? 昼間の番組をすべて止めてしまえば…

現場百回

確か森村誠一の『人間の証明』だったと思いますが、「読んでから観るか?観てから読むか?」という映画のCMがありました。 評価の高い文芸作品が映画やドラマ化されるのは、よくあるパターンですが、なかなか原作を超えるのは難しいようです。 そんな中で…

緊張の夏

今年の夏が猛暑なのか、冷夏なのか、よく分かりませんが、公共施設のエアコン温度設定は間違いなく高く設定されるようです。 満員電車、ぞっとしますねぇ。 ひと昔前と違って、太目の人が多くなってますから、湿度が上昇。 うわぁ、節電を前に、ダイエットを…

米一俵

こちらで生活して間もなく二年が経過しようとしています。 いろんな変化がありましたが、中でも上体に筋肉が付き、ちょっとだけマッチョになったのにはビックリです。 これは、連日のように運んでいるお膳がダンベル効果を生んでいるものと思います。 一つ三…

ピーピー豆

お店の大家さんは花好きで、駐車場のあちこちにいろんな花を咲かせています。 自販機の上には、ちっちゃな藤棚があるし、山の中腹には去年、大事に育てていた石楠花が。 お店の入口近くは、さくらんぼの実も生っています。 その他、エノキにケヤキに南天と、…

天然の炭酸水

地元・菊川町は名水の産地としても知られており、各地から水を汲みにやって来られます。 普段はあんまり意識してないけど、ありがたいことですね。 山の県なんだなぁと実感しています。 先日、唐戸市場で天然の炭酸水をいただきました。 「たんさんすい?」 …

横並び

仲が悪いといえば、漁業関係者でも似たような話があります。 いわゆる漁場における縄張りですね。 絶対にサカナが集まるポイントがあるわけで、誰でもそこへ行きたい。 そして、あんまり近くで操業されたくない。 ましてや、スクリュー音を上げて、走られた…

水喧嘩

この時期になると、あちこちの家が忙しくなります。 そう、田植えの準備ですね。 特に、兼業農家が大変です。 土日ごとに親戚が集まって、作業したりする。 晴れたらいいんだけど、なかなかそうもいかないし…大騒ぎです。 ところで、水田というものは必ずし…

都会のネズミと田舎のネズミ

そういえば、田舎の人はお店に入ってくるとまず、店内をキョロキョロ見渡します。 知った人がいるかどうかの確認で、「いたら挨拶しなきゃ」とか「苦手なあの人がいなきゃいいな」なんてことを考えています。 この感覚、都会人にはありません。 中に誰がいた…

心理的距離感

電車に乗るときに、降りる階段の位置に合わせて並ぶ人を多く見かけます。 その方が降りるときに楽だからってことでしょうが、その分、先にそこまで歩くのだから同じじゃんって思います。 駐車するときもそうですね。 バックから入れる人は、出るとき楽だから…

ユッケ

私は、焼肉って、あんまり好きではありません。 お寿司を桶で食べるのとは違って、そこに「焼く」という作業が加わっているので、それによる成果物を誰が食べるのかとか、どのくらい食べていいのかとか、気になってしょうがないからです。 それに、油断して…

雑感

ゴールデンウイークとは言うものの、去年ほどの賑わいにはなっていません。 グループの単位が小規模になっているような。 完全に五連休だった昨年と違い、間に平日を挟んだからでしょうか、一時帰省の人が減ったように思います。 遠来のお客様の中には、東北…

腐ったら生ゴミ

お店として扱いやすいサカナの代表格が、マダイです。 釣ったその日よりも翌日のほうが旨味が出ると言われており、日持ちするのが魅力です。 このマダイ、市場では天然モノを格上に位置づけており、「テンダイ」(天然の鯛)と読んでいます。 これに対し、養…

おかわり募金

今月から、被災地福島県を支援する「おかわり募金」を始めました。 意外なことに、ご飯のおかわり比率が少しばかり減ったようにも思いますが、逆に、趣旨に賛同されて、おかわりしないのに募金していかれる人もいたりして、やって良かったと胸をなでおろして…