2023-04-01から1ヶ月間の記事一覧
昨季の広島カープのシーズン盗塁数は26で、2004年に巨人がマークした25に次いで、二番目に少ない自慢できない記録でした。 2004年の巨人打線は(ニ)仁志(左)清水(中)ローズ(右)高橋(一)ペタジーニ(三)小久保(捕)阿部(遊)二岡と並ぶ史上最強打…
盗塁の成功率はどのくらいでしょうか? 過去10年のセ・パ両リーグを見てみると、80%を超えていたのが2018年の日本ハム(80、3%)と2019年の巨人(80、6%)のみで、ほとんどが65〜70%の間に収まっています。 盗塁するランナーの多くは、走力に自信を持った…
過去10年(2013〜2022年)のNPB各チームの盗塁数を見てみましょう。 ヤクルト 70→62→83→82→50→68→62→74→70→69 DeNA 54→76→57→67→39→71→40→31→31→49 阪神 81→55→48→59→70→77→100→80→114→110 巨人 90→102→99→62→56→61→83→80→65→64 広島 112→96→80→118→112→95→8…
近年、注目されている学問が「地政学」というジャンルです。 日本の大学にこれを専門とする学部はありません。国際政治学科が近いのですが、ようやく脚光を浴びている学問だとと言えるでしょう。 国と国との関係を見る場合、地理的な問題を抜きに考えられな…
富士五湖のうち、山中湖を除く四湖はその昔、「せのうみ」と呼ばれる一つの大きな湖でした。度重なる富士山の火山活動で溶岩が流れ込み、それぞれに分断されたようです。山中湖もまた、西暦937年の噴火で川が堰き止められて生まれたと考えられています。 つ…
伊丹十三という人は、映画監督として有名ですが、その観察力を活かしてのエッセイが秀逸で、『日本世間噺体系』とか『ヨーロッパ退屈日記』など、ゾクゾクするような名著があります。その中で、いろんな著名人から取材してまとめた『小説より奇なり』(文藝…
関東エリアで東野幸治というタレントが脚光を浴びたのは、『行列ができる法律相談所』で島田紳助にイジられまくっていたことではないでしょうか。出川哲郎と同じで、ツッコミに対してボケを貫き通すスタイル。相方の今田耕司と違って、引き気味の脇役感に溢…
岸田首相に対する爆弾テロは、選挙制度に対する抗議だという分かりにくい動機が世の中を混乱させています。 確かに高すぎる供託金の存在が、普通の人の参政権を阻害して、世襲制を助長するようなところはありますが、だからと言って爆弾を投下する行為とは繋…
チャンスを迎えて打者が三振に打ち取られると、その選手は悔しがりますが、監督はそうでもありません。ある程度、想定内だからです。 だけど、内野ゴロを打って、ゲッツーになってしまうと、悶々とします。 この心配は絶えず頭の中をよぎり、だったら送って…
バントの成功率と言っても、条件によって、結構な差異があります。 無死一塁の場合、9割程度を見込めますが、無死一二塁だと75%ぐらいまで落ち込みます。 その打者が投手だと、5割にしかならないのは、絶対に送ってくるとの前提でシフトを敷かれるからで…
実際のところ、犠打の成功率はどれくらいでしょうか? 2ストライクまで追い込まれて断念したケースもあるので、単純に見ることはできませんが、それでもなお犠打を行なった上での昨季の成否を球団別に比べています。 ヤクルト 企図数108 成功数86 成功率0,7…
メジャーでは絶滅危惧種である犠打ですが、日本ではそうなっていません。 過去十年のチーム別犠打数を見てみましょう。 ヤクルト 146→118→104→85→109→109→84→56→90→86 DeNA 133→149→137→81→84→71→81→51→81→102 阪神 112→121→138→88→113→108→104→86→82→119 巨…
WBCの興奮冷めやらぬうちに開幕したNPBですが、セ・リーグでは大方の予想を覆して広島カープが首位に立っています。 特筆されるのは、13試合を行なって、未だに犠牲バントがゼロだということ。同じく13試合で15犠打の阪神とは、全く違う種類の野球を展開して…
今朝方、JCBからメッセージが届きました。不審な利用を検知したので確認せよとの内容です。 開いてみてビックリ。覚えのない業者から73,000円の請求だと言います。 慌てて相談窓口へ電話すると、どうやらフィッシング詐欺の手口らしい。 昨夜、Amazonを装っ…
長崎・佐世保の病院で起こった殺人は、まるで火曜サスペンスみたいな事件でした。ここから学んだのは、お医者さんからフツーに診断書が出たら、何の疑いもなくそのまま処理されてしまうってこと。お医者さんに近い人は、気をつけないといけませんね。殺され…
学生時代、一番仲がよかった友人のMは、すごくいいヤツなんだけど、圧倒的なコワモテで、本人もそれを自覚してか、冬の夜でもサングラスして歩く硬派でした。何故、そんなことをしてるかと言うと、目つきが悪いからです。つまり、常に闘おうと気負っている…
『ダーツの旅』で、ロケ車が走ってくると、村人は嬉しそうにしています。 この機を逃すまいとばかりに、ありったけを見せようとする。バカにされまいと、必死です。だから、必要以上にお土産も持たせようとします。 都会の視聴者は、田舎の人は素朴でいい人…
長いプロ野球の歴史の中で、完全試合を達成した投手は16人しかいません。日本のプロ野球は1936年に始まりましたから、87年を通じての16人。5年に一度、あるかないかって感じです。 そういうレアなケースにおいて、最初に待ったをかけたのは、2007年日本シリ…
1961年4月12日、世界初の人を乗せた人工衛星ヴォストーク1号がソビエト連邦によって打ち上げられました。 このとき、人類で初めて宇宙に行ったユーリ・ガガーリンの「地球は青かった」の言葉は、世界に残る名言になっています。 ところで、ガガーリンは自分…
17日まで、NHKプラスで坂本龍一の『音楽の学校』を観ることができます。 これは、2010年から2014年にかけて放映されたもので、生前の坂本龍一、高橋幸宏、それに細野晴臣がそれぞれ独自の解釈を交えて音楽を語り合っています。 楽器に触れたことのない人間に…
陽気が良くなったので、山中湖への移動を始めました。 ひと夏を超えるためなので、結構な荷物があります。 そこで、引越しは天気予報を頼りに三回に分けて行います。春が来たとはいえ、明け方は氷点下なんてこともあるので、慎重に時期を決めなければいけま…
昨夜、TBSがミニマラソンを行ってる時間帯に、NHKBSではMISIAのコンサートをやってました。 2月19日に横浜アリーナで行われた25周年ライブを1時間にまとめたものだといいます。会場のキャパは17,000人と言われてますが、それだけの観客に対して発する熱…
毎回同じようなことを書いておりますが、今野敏の作品にはハズレがありません。 登場人物のキャラが立っているからですが、それぞれの個性をカギカッコの中にギュッと詰め込みます。ストーリーを会話体で進めるので、ドラマっぽくなります。 これのいいとこ…
2年前にテレビ東京を退社した佐久間宣行は、辞めた後も同社のプロデューサーの仕事を続けています。 お笑い芸人たちの圧倒的な支持を受けており、彼の存在なくしては番組が成立しないぐらい、信頼を集めている稀有な存在です。 どうしてそこまで人望がある…
秋田県のバス会社が地方誌に「その苦情、行き過ぎじゃありませんか?」という意見広告を出して話題になっています。 なんでもかんでも言いたい放題とばかりに罵声を浴びせてくる中高年の男性は多いそうで、言葉の暴力を受けるのは、交通系の仕事に集中します…
毎週木曜日は『プレバト』の日で、梅沢富美男がどうなるかを楽しみにしています。 俳句以外のコーナーは、番狂わせが少ないため、美術館巡りをしているようで、バラエティとしてイマイチな感じ。 写実的なセンスというのは、それが欠落している側からすると…
50歳時点で未婚であれば、その後結婚する可能性は極めて低いというのは異論のないところでしょう。そうした統計上の事実に基づいて定められた指標が「生涯未婚率」でありました。 しかし、最近になってその名称が「50歳時未婚率」に変更されました。確かに、…
メチャクチャおでこが広い芥川龍之介は、1892年の辰年生まれでした。だから、龍之介。 今みたいな少子化じゃありませんからね。いっぱいいる子供の名前は記号のように付けていました。太郎とか二郎だとかが普通で、十二支の干支からってのも無理のないところ…
バナナマンの設楽統という人は、業界内での評判が高く、その瞬発力や臨機応変な対応が認められて、朝の帯番組の司会をずっと続けています。 その名前ですが「したら・おさむ」と読みます。 設楽とは、梵語(サンスクリット語)のsutra(秩序の意)が転じたも…
フィリピンまで足を運んで強制送還とした割には、その後の新しい事実がほとんど出て来ず、事件の深い闇を感じざるを得ません。 リーダー格の名前がアニメの主人公だというのは、犯人グループの幼児性を表しておりますが、オウム事件の組織も宇宙戦艦ヤマトの…