都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

2024-01-01から1ヶ月間の記事一覧

マスカレード・ナイト

作家の松岡圭祐は、その著『小説家になって億を稼ごう』(新潮新書)で、まず始めに登場人物のキャラクターを現存する俳優から選び、それぞれのプロフィールを事前に設定しておくよう奨めています。 それまで私は、小説が最初にあって、それに合わせた役者を…

失言王

『(前略)…昔より単純じゃなくなりました。国際関係はものすごく複雑になっております。それが今の世の中なんであって、政治はその中にあって、外交としていろいろな問題を対応させていただいております。その中で、例えば、今女性というものであれば、今の…

モテ期

自民党の中で、岸田文雄総裁に次いでエラいのは麻生太郎副総裁なんだけど、実質的ナンバー2とされているのは、党内の人事や財政について大きな権限を持つ茂木敏充幹事長です。 幹事長の最大の仕事は、選挙活動を指揮して勝利することです。選挙立候補者に対…

最強の野菜

野菜のうち特に消費量の多いものを国が指定野菜と定めています。 これは、特定の栄養価や健康促進の観点から推奨されているもので、価格が大きく変動することがないよう農林水産省によって保障、お墨付きをもらっております。値段が下がった場合、補助金が出…

ノーサイド

サッカーの国際試合を観ていて、イヤな気持ちになるのは松木安太郎が解説するからです。 相手チームを露骨に敵視し、「早く追いつきたい」とか「もう一点欲しい」みたいな当たり前のことしか言いません。解説と言うよりも応援です。情けないことに、アナウン…

夜の谷を行く

あさま山荘事件は、テレビの映像を通じて強烈な印象として残っています。 建物を鉄球で潰すさまは、映画を観ているようでもあり、現実に起きているのが不思議でさえありました。 当時15歳、中学生だった私は政治的関心が薄く、事件の背景を知ろうとさえして…

キヨスク

その昔、水をペットボトルで売るなんて考えもしませんでした。 駅、特に地下鉄には、当たり前のようにウォータークーラーが設置されていたし、公園の水飲み場が普通でした。水はタダだったのです。 だけど、水道水は安全を意識してのものでしょう。カルキ臭…

半暮刻(はんぐれどき)

今から30年ぐらい前、保険会社の広報部勤務時代にインターンシップで早稲田大の学生Mがやって来ました。 頭脳明晰で容姿端麗。こんな男がいるんだなと眩しく映ったものです。 そんなMが普通とちょっと違っていたのは、ナンパを研究していると公言していたこ…

カレーの日

今日は、カレーの日だそうです。 1982年に学校給食で献立に取り入れるよう提言した日だからで、正確にはカレーライスの日という意味らしい。それまでも給食にはカレーうどんがありましたからね。月に一度、何故か揚げパンとセットになっていて、それはそれで…

光る君へ

平安時代は794年から始まって400年近く続く、まさに平安な時代でありました。 四方を海で囲われた島国は、無自覚であるけれど外敵から守られており、内政さえしっかりしていれば、秩序が保たれる。 そして、それは天皇を中心とした律令制のもと、家柄をベー…

大寒

今日は、暦の上で最も寒いとされている日なんだそうです。 確かに地元横浜の最高気温が8℃、最低気温が4℃で、安定して冷えてます。 しかしながら、寒さはデブの味方であり、まだまだいけます。どうってことない。 昔、冬の富山空港で半袖オーバーオールの石…

流浪の月

10年ぐらい前に話題となった坂元裕二脚本のドラマ『Woman』をTVerで観ました。 これが、めちゃくちゃ涙腺を刺激するストーリーで、満島ひかりと田中裕子の熱演に圧倒されました。 幼少のころ、母親に捨てられた主人公が結婚して二児を授かったものの、夫を不…

ボラボラ③

今はどんな風に言うのか知りませんが、当時、社会貢献部門の担当者たちは、自分たちのことを「シャコタン」と呼んでいました。 各社の担当セクションが、本業とかけ離れた自分たちの任務に対し、ちょっと斜に構えていたようなところがあったのです。実際、配…

ボラボラ②

生まれてから一度もウソをついたことがない私が、ウスをついたのが、震災炊き出しボランティアの一回目でありました。 JCの仲間が選んだ先は、神戸市須磨区。震災発生から一ヶ月たったころ、ビル取り壊しの粉塵のなか、約50名で編成された一団が、平行四辺…

ボラボラ①

保険会社勤務時代、社長の肝煎りで「構造改革委員会」というのが立ち上がり、当時広報担当であった私はその事務局となって、21世紀に向けてのビジョンを作成しておりました。その際、会社設立20年を機に世の中に対しても責任を持とうと「社会貢献セクション…

おっパン

「LINE漫画」ってのがあるらしい。 私の常識では、流行りの漫画は紙媒体から発生するもので、稀にテレビアニメが先だったりするものもあったりするけれど、とにかくページをめくって安心するというものでした。 だから、週刊誌と漫画とは一心同体。限ら…

トヨトミの世襲

私が通っていた私立の高校は有名人の子弟が多く、1年F組では紅白常連歌手Mの弟、3年N組では自民党総裁候補の息子なんかと同じクラスでした。けれども一番の大物は、2年H組で一緒だった愛知県からやって来たTです。何でも東京の家にばあやみたいな人と…

副音声

リーグワンに世界のスーパースターが次々とやって来たことによって、大きく変わったのがレフェリーの技術です。 チームの半数以上が外国人であることによって、英語でコミュニケーションを取れなければならない。と同時に、その判断が世界基準でなければ、信…

チ。

正月に日テレで『千と千尋の神隠し』を観ました。 テレビ放映は11回目だというから驚きです。 実は、私も4度目のチャレンジでしたが、今回も何だかよく分からず、モヤモヤしたまま終わりました。 宮崎駿作品には、ほとんど置いてきぼりです。 いや、『鬼滅…

あたらしいテレビ

もう何年も前からやっていたみたいなんだけど、毎年お正月にNHKで、その年に活躍することが期待される若者を集めた『あたらしいテレビ』という番組があります。今年は、能登半島地震の影響で1月9日の放送でしたが、例によってNHKプラスで観ることができま…

コタツブログ

昨年12月20日に放映された『水曜日のダウンタウン』は、暗示的でありました。 その日のお題は「怪しい自称プロデューサーから100万円払ったら『水曜日のダウンタウン』に出してあげるよと持ち掛けられ、ホントに払ったヤツがホントに出演できるホントドッキ…

パンク音楽

「田舎のバスは、おんぼろグルマ〜 でこぼこ道をガタゴト走る〜♬」 昭和30年の楽曲です。終戦後10年、まだまだ舗装されていない道路が多い時代です。 クルマはあちこちでパンクしていたのが思い出されます。 これを歌っていたのが中村メイコ。天才子役として…

逆算的思考

日本語教師の資格を保つ私は、日本で活躍している外国人タレントに格別興味を抱いております。 古くは、イーデス・ハンソン。関西弁を流暢に話すアメリカ人女性タレントで、バラエティ番組で活躍していました。 その後、ケント・デリカット、ジュディ・オン…

悪逆

ラジオのCMは、耳だけの情報になるので、通販的な説明調のものが多いです。 その中で気になるのが弁護士事務所による過払い金請求のやつ。 1999年からの司法制度改革によって弁護士が急増し、2000年に弁護士広告が解禁されたことで、急に安っぽくなったよ…

黄色い家

横浜の中華街を歩くと多くの人が方向感覚を失ってしまいます。それは、四角の中に菱形を嵌め込んだような道路の作りになっているためで、京都や札幌みたいに縦横で碁盤の目のように整然と仕切られていないからなんです。 どうしてそんな風になったかと言うと…

シンデレラ

1月5日は『シンデレラの日』なんだそうです。 1956年のこの日にアメリカの女優であるグレース・ケリーとモナコ公国のレーニエ3世が婚約を発表したので、それにちなんだと言います。 なるほど、女優とはいえ庶民ですからね。身分が違う。だからこそのシン…

はじめてのおつかい

生まれて初めてのお使いは、小学校一年生の冬だったと思います。 家から歩いて2分もかからない場所に商店街があって、そこで「合い挽き200グラム」を買うように母からお金を渡されました。 これが今でも忘れられない思い出です。 そんなこと、普通は覚えて…

棒読み

昔のドラマや映画を観ていると、ビックリするくらい役者のセリフ回しが不自然で、学芸会っぽいのに驚かされます。 ラジオドラマなんかでは、それがさらに際立っていて、聴いていて恥ずかしくなるほどです。 なぜ、そんな風になってるかというと、当時は編集…

駅伝大学

法政大学の駅伝チームには、八王子きぬた歯科がスポンサーになっていて、3位以内に入賞したら、一人あたり100万円を支払う約束になっているんだそうです。M1優勝賞金1,000万円よりは可能性が高く、いいニンジンなんだけど、インプラントって儲かるんだとも…

後手必勝

ウソみたいだと思ったのですが、SASUKEが2028年に行われるロサンゼルス五輪の中の近代五種の中で採用されたんだそうです。 近代五種ってのもピンと来ないんだけど、その中の馬術についてはコストがかかり過ぎるなど評判が悪く、それに替わる競技として障害物…