今日は、カレーの日だそうです。
1982年に学校給食で献立に取り入れるよう提言した日だからで、正確にはカレーライスの日という意味らしい。それまでも給食にはカレーうどんがありましたからね。月に一度、何故か揚げパンとセットになっていて、それはそれで人気メニューでした。美味しいものは、脂肪と糖でできているのであります。
いや、如何に揚げパンが美味しいといえども、カレーにはライスです。ナンでもない。
子どもたちの一番人気がずっと続いてるのは、普通の食事でありながら、お代わりが可能だってとこもあるかもしれません。育ち盛りは腹ペコですから、もっと食べたい。他のおかずだと、そうはいかないけど、カレーなら許されます。作る側からしても、素材を切って煮込むだけだという手軽さがウケる理由でしょう。しかも、比較的安上がりだということもある。
けれども、数人のサラリーマンが連れ立った昼食では、意外にカレー店を選ばないってこと、ご存知でしょうか?
「昨日の夜、カレーだった」は、子どもがいる家庭で高確率のあるあるだからです。
なので、カレー専門店は、独身の男性がメインターゲットです。主婦も行きません。自分で作るから、もっと手の込んだものを食べたい。
そう考えると、意外にチェーン展開が難しいのがカレーショップです。お酒との相性が悪いので、夜の営業が苦しいんです。ランチのみで勝負となると、立地勝負でグーンとハードルが上がるため、なかなか素人が手を出しにくいジャンルなんです。
そこが、24時間臨戦態勢のラーメンと違う。ありそうでないのが、カレー屋さんなのであります。