2023-01-01から1年間の記事一覧
宮沢賢治を読んで童話のジャンルも捨てたもんじゃないと思い直し、10年くらい前に購入して放ったらかしていた『びりっかすの神さま』(岡田淳著・偕成社文庫)を取り出しました。書店でまとめ買いしていたときに、小学校の推薦図書だというアイキャッチに惹…
今はもうやっていないんだけど、私のサラリーマン時代、週に一度必ず見ていたのが『パペポTV』です。これは、上岡龍太郎と笑福亭鶴瓶が二人っきりでひたすらしゃべり続ける一時間のトーク番組で、ボケまくる鶴瓶を上岡がイジリ倒すというのがお決まりのパタ…
私は趣味じゃないし、やったこともありませんが、今から30年くらい前に『ときめきメモリアル』という恋愛シュミレーションゲームが流行りました。きらめき高校に入学したプレイヤーが、勉強・スポーツ・部活動などに取り組んで能力値を高め、幼なじみで憧れ…
オリエンタルラジオの中田敦彦が自身のYouTubeチャンネルで爆弾を投げ込みました。 主要なお笑いの賞レースの審査員に松本人志が君臨していて、漫才(M1)・コント(R1)・大喜利(IPPONグランプリ)・漫談(すべらない話)のいずれの世界においても、彼の…
名人戦第五局で藤井六冠が勝利し、前人未踏の全タイトル八冠制覇に王手をかけました。 将棋のタイトル戦は、一発勝負でなく番勝負と言われる闘いなので、実力通りに決着することが多く、番狂わせが起こりにくいんです。二日制でそれぞれの持ち時間が長くなる…
自衛隊の存在は、災害時に大変ありがたみを感じますが、普段は何をしているのか、ピンと来ません。 調べてみると、全国に24万人もいるそうで、警察官が26万人ですから、それに匹敵する人数です。 独身者の場合、基本的には基地での生活ですからねぇ。外出禁…
なーんとなく知っている作家が宮沢賢治でありまして、雨ニモ負ケズとか風の又三郎とか、むしろコピーライターを思わせるような言葉の魔術師です。掴むのがウマい。俳句のセンスなんでしょうね。短い方が得意だというような。 『注文の多い料理店』なんて、大…
いっとき、結構ハマっておりましたが、最近は全くやらなくなったのが競馬です。 前は、金曜日になると『1馬(いちうま)』を買って馬柱を睨み続けていました。故清水成駿の孤独の◎予想が懐かしい。 だけど、馬は選手寿命が短くて、新陳代謝が激しいのである…
カープには、名前に「ドラゴン」がついた選手が多いです。 西川龍馬・松山竜平・一岡竜司・松本竜也…コーチにも横山竜士・畝龍実と念が入ってます。 一方、ドラゴンズには、名前に「福」がつく選手が多い。 福谷浩司・福永裕基・福田永将・福元悠真・福島章…
中国の学者・欧陽修は、ものを考える場所として適当なのは「馬上」「厠上」「枕上」の三上であると言っています。 「馬上」つまり移動中であり、電車や飛行機に揺られていると、脳が刺激されます。 「厠上」は、トイレで用を足しているときのこと。いろんな…
中田敦彦の『YouTube大学』で、「強盗事件と闇バイト」を扱っていました。→https://www.youtube.com/watch?v=NPV1l84feJw これが実によくまとまっていて、銀座の覆面強盗が何故起きたかの背景をわかりやすく解説しています。 実行役の捨て駒となるアルバイト…
大相撲十二日目の宇良と翔猿の取組みで、25年振りに「頭捻り(ずぶねり)」という決まり手が出現しました。 これは、相手の胸に頭をつけた上で、相手の差手を掴み、頭を軸に相手を捻り倒す技で、イメージ的に言うと、メンコみたいな感じで上体をバネのように…
銀座の覆面強盗は、白昼堂々大胆過ぎてビックリですが、これが成立したのはコロナの影響であると思います。 つまり、世の中がマスク社会となって、顔が隠れていることに違和感がなくなったのではないかと。むしろ、顔を剥き出している方が目立ったりして。 …
ご当地山中湖では、御殿場の自衛隊が朝からドンパチやってます。 砲弾の地鳴りはカミナリ級で、もっと近くに住んでいる人は大変だろうなと思います。 なので、戦闘機の騒音に苦しむ住民の苦労もちょっとは分かる。私がここで暮らすのは、夏の間、四か月程度…
昨日、Amazon名義で送られて来た「ご注文の確認」というメールは、ちょっとヤバかったです。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 誰かがあなたのAmazonアカウントを使用して別のモバイルデバイスからこの注文を購入しようとしま…
畑田国男の『兄弟姉妹人間学』によると、一流のスポーツ選手には末っ子が多いとのことです。 柔道やレスリングなどの格闘系はその典型で、小さい頃から身近な兄や姉に鍛えられることで、実力をつけていく。なるほどです。 マラソンなんかも、お兄ちゃんたち…
ご飯に合わないおかずは意外と多いもので、おでんがその代表格だと思います。 刺身ってのも微妙でして、酢飯と相性がいいものの、白飯にはどうも…。だから、刺身定食はちょっと違うように感じてました。 おでんも刺身も肴なんです。お酒のツマミ。 なので、…
漫才界のシニア大会(結成16年以上)である『ザ・セカンド』が行われ、決勝トーナメント8組の中からギャロップという関西のコンビが優勝しました。個人的には囲碁将棋のネタの方が好みだったのですが、ギャロップも技術が高いと感心しました。 この闘いはネ…
面白いとか面白くないじゃなくて、何を言っているのかがサッパリ分からない小説があります。 実際には、市場に流通しているのだから、誰もが理解できないってことじゃないんだけど、私には分からない。 書棚にある中で、その筆頭格が『鳩の撃退法 上・下』(…
前に体重108キロ弁護士先生の話を書きましたが、最初の結婚は同期の弁護士で、いかにもって感じの聡明な女性でした。 彼は、大学在学中に難関の国家試験に合格した切れ者なので、そういう人が好きなんだろうなと結婚式に列席した友人たちと話したものです。 …
小学六年生だった私は、その日の授業に合わせて教科書等を準備するのが苦手で、しょっちゅう忘れ物をしていました。 今思えば、発達障害的な一面があったのでしょう。ちょっと前の記憶が飛んでいく性質。大人になっても、家を出てから鍵を締めたかとか、アイ…
MLBのチーム名は、都市名と愛称の組み合わせで成り立っています。知恵者が考えたんでしょうね。フランチャイズを意識させた上で、親しみやすくさせています。 その土地に縁のある動物や鳥の名前を使用しているのが、カージナルス(ショウジョウコウカンチ…
人間に備わった免疫の仕組みを利用して、がん細胞を叩こうとする発想は、かなり前からありました。 1970年代に登場したクレスチン、ピシバニールなどのいわゆる抗がん剤と言われた薬は「免疫賦活剤」とも呼ばれていました。クレスチンはサルノコシカケ、ピシ…
私が通っていた高校は、一学年900人のマンモス校だったので、多岐にわたったクラブ活動が盛んで、射撃部・航空部・自動車部・少林寺拳法部・ディベート部・仏教青年会・奇術部などバリエーションに富んでおり、選び放題でした。その中で異彩を放っていたのが…
毎週土曜日の『王様のブランチ』で、映画のコーナーをチェックしています。 案内役のLiLiCoが何でもかんでも褒めるので、そのままを鵜呑みにせず、むしろランキングを重視してます。老人割引があるとはいえ、映画館に足を運ぶのには、そこそこの覚悟がいりま…
刑事の仕事をしている場合、定時に帰るどころか、家に帰られないこともあるわけで、マイホームパパみたいな人はいないでしょう。 だけど、働き方改革があちこちで言われると、どうするんでしょうね。パワハラのこともあり、警察の中では、建前と本音がぐちゃ…
先日、大宮に住んでいる叔母が、父が入所している施設へお見舞いにやって来ました。 叔母は90歳ですが、心身共にしっかりしていて、頭の回転も早いです。ただし、脚元はちょっと弱い。杖をついています。トボトボ歩き。 だけど、一人で電車に乗って横浜まで…
『水戸黄門』の昔から、勧善懲悪はエンターテイメントの基本です。悪いやつを懲らしめるってのは、そんなに簡単じゃないってことをみんなが知っているので、問題が解決すると便秘解消みたいな爽快感がある。だから、刑事ドラマがなくなりません。 しかしなが…
改めて思うけど、NHKという放送局は、本当に良い番組をたくさん作っています。 今まで、ほとんど観ていなかったのは、もったいないことをしたなぁと。その企画の一つが『奇跡のレッスン』です。 番組表をぼんやり眺めていて、夜中にBSで作家・重松清による小…
2014年の話ですが、川崎市の有料老人ホームで入居者3人(87歳男性・86歳女性・96歳女性)が連続して転落死するという事件が起きたにも関わらず、警察の初動捜査が遅れ、一年以上が経過した後、元職員の男(23歳)が逮捕されたということがありました。 もち…