ここへ来てブルージェイズ入団の線が濃厚であるような報道がされていますが、その契約金額が1,000億円を超えるというから驚きです。
だけど、このレベルだと100億や200億程度のお金は関係ないでしょうね。大谷翔平が、そこにこだわっているとは思えません。
尊敬する花巻東高校の先輩である菊池雄星がいることやキャンプ地フロリダにメジャー随一の施設を持っていること、本拠地は可動式の屋根付き球場であること、そして先発投手が揃っており、ワールドシリーズ優勝を目指せる戦力が整っているのは魅力でしょう。
しかしながら、故障持ちの大谷にとって、カナダのトロントというのはネックになりそうです。ロサンゼルスとは気候が違い過ぎる。
現地視察が12月だというのもねぇ。アナハイムの平均気温は最高が20℃で最低が8℃。トロントは最高が3℃で最低がマイナス3℃ですから、いくら雪国育ちといっても考えてしまうのではないでしょうか?
前評判が高かったドジャースは、ロバーツ監督のコメントが変でした。秘密を漏らしたからじゃなくて、感触が悪かったのを否定するかのように話を盛ったと思えたからです。
大谷翔平が一番望んでいるのは、2年後にもう一度投手をやらせてもらうこと。そして、自分が新たに加わることで、指名打者しかできない他の選手の生活を脅かしたくないってところだと思います。甘いっちゃ甘いんですけどね。そういう女子学生っぽいところがある。
で、いろいろ悩んだ末に、エンゼルスに残留するような気がします。チームに恩義を感じているから。犬も飼ったしねぇ。
強いチームへ鞍替えして優勝するってのは、大谷っぽくないです。あえて長期契約としなければ、球団もさらなる補強を考えてくれるでしょう。
さて、どうなることやら?